小酒井氏 Gen2 Cloudや、Oracle Autonomous Database Cloudの自律化のようなテクノロジーが実際に使えるものになっているのを目にすると、お客さまをサポートする、われわれのようなパートナーの役割も、これから急速に変わっていくのではないかと感じます。

桑内氏 これまでユーザーやパートナーの仕事としてあった、運用のための日々のルーチンワークは、今後、システムが自律的にやっていくものになるでしょう。その一方で、既存のシステムをクラウドへ移行するにあたって、全体をどう設計するか、手順をどうすればうまくいくのかといったノウハウやスキルの価値は、今よりも高まるのではないでしょうか。

さらに、クラウド上にあるシステムとデータを、既存のオンプレミスのシステムなどとも連携させつつ、将来的にどのように活用し、ビジネス上の価値を生み出せるものにするかというビジョンは、そこで使われている技術を深く理解しているエンジニアや組織でなければ提案が難しいものになるでしょう。そういった意味で、より高いスキルを持ったスペシャリストを多く抱えるパートナーに相談をしたいというお客さまは増えていると思います。

小酒井氏 スキルという点では、STSにはオラクルのエキスパートが非常に多く在籍しています。Oracle DatabaseのPlatinum、Oracle Cloudについては、Gen2対応の認定技術者も増えてきています。私が所属するインフラソリューション事業部では、部員の9割がOracle Cloudに関する資格を保有しています。

Oracle Cloudについては、STS全体で新規構築、オンプレミスからのマイグレーション、バックアップ/リカバリなど、幅広いサービスを用意させていただいています。また、導入段階だけではなく、運用開始後にも、何か問題があればすぐに対応させていただく「チケットサービス」なども用意して、お客さまから信頼してパートナーに選んでいただけるような体制を整えています。

桑内氏 御社は、Oracle Databaseをはじめとするオラクル製品の導入や運用にあたって数多く実績があり、そこで培ってこられた技術力や、システム全体を通じた幅広い対応力に、クラウドの時代においても期待をしています。

小酒井氏 Oracle Cloudは、オラクル製品についてオンプレミスで培ってきたスキルセットを、ほぼそのまま生かせるクラウドインフラという意味で、われわれのようなパートナーだけでなく、お客さまにとってもユニークな位置付けにあると思います。今後も、お客さまのニーズにしっかり応えていけるようなサービスを提案していきたいと思います。

システムサポートのHPはこちら

[PR]提供:システムサポート