LITTLEGEARシリーズには、いくつかのラインナップがあるが、「LITTLEGEAR i330SA3」はインテルベースのモデルになる。

CPUにはIntel Core i7-8700を搭載。メモリも16GBと十分で高い処理能力を実現する。ストレージは240GB SSDをプライマリに、1TB HDDをセカンダリとして搭載。このサイズの本体にデュアルドライブ構成をレイアウトしているところは、さすがG-Tuneといえる。

  • ストレージは内部カバーに搭載される。SSDとHDDのデュアルドライブが可能

    ストレージは内部カバーに搭載される。SSDとHDDのデュアルドライブが可能

グラフィックスには最新のNVIDIA GeForce GTX 1660 Tiが採用されている。このグラフィックスは、最新のTuringアーキテクチャによって構成される製品で、GTX 1060の後継というより、RTX 2060と比較されることが多い。

実際のパフォーマンス的にも、RTX 2060からリアルタイムレイトレーシングとDLSS機能を省くことで、ハイパフォーマンスを維持しつつコストを抑えることに成功している印象が強い。実力的にはGTX 1070に匹敵し、パフォーマンスが非常に高い。現状のゲームタイトルをプレイするうえで、フルHD表示で60fpsオーバーを目指すには、最善の選択肢のひとつといえる。

  • グラフィックスカードは最下段に内蔵されている

    グラフィックスカードは最下段に内蔵されている

また、本機には搭載していないが、オプションで光学ドライブを追加することもできる。その場合でも、ケース上部のパネルをスライドさせてメディアを出し入れするため、内部レイアウトに無理が生じることはないので安心だ。

主要なタイトルをストレスなくプレイし尽くせる実力派

では、ベンチマークを見ていこう。PCMark 10はCPUパワーが十分発揮されていることもあり、かなりの高得点になった。これならゲームだけにとどまらず、動画編集などもスムーズに行えるだろう。3DMarkも想像したとおりの結果が並んだ。現時点でリリースされているゲームで、不満を感じることはほぼないといえる。グラフィックスとしてはGTX 1070と同等といえるハイパフォーマンスで、現在出ている主なタイトルをプレイする分にはなんの不満もない結果だ。

  • PCMark 10

    PCMark 10

  • 3DMark。左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diver
  • 3DMark。左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diver
  • 3DMark。左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diver
  • 3DMark。左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diver

全体的に見ても、PCとして非常によくまとまっているマシンで、加えて持ち運びが可能なコンパクトフォルムと考えると、ゲーミングPCとしてはかなりの潜在能力を感じさせてくれる製品に仕上がっている。

デスクトップ型のゲーミングPCを持ち寄って有線でつながる「LANパーティー」が流行したことがあったが、当時はいささか先鋭的過ぎる感があった。しかし、eスポーツがこれだけ盛り上がっている現在、C4LANをはじめLANパーティーが多く実施されている。ゆくゆくは、ゲーミングPCを持ち寄ってみんなでプレイするスタイルが、一般的となるだろう。

その際に最適なのは本機のようなマシンで、デスクトップ型の特徴を活かしたハイスペックを持ち運べる優位性は、何より代え難いものになるだろう。

どんな場所でもハイパフォーマンを発揮できる「LITTLEGEAR i330SA3」。このスペックで価格も154,800円(税別)~とコストパフォーマンスも非常に高い。これからPCゲームを始める人はもちろん、eスポーツを目指す、あるいは目指しているすべてのユーザーに特に注目してもらいたい製品だ。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 LITTLEGEAR i330SA3
CPU Intel Core i7-8700
メモリ 16GB PC4-19200 DDR4
SSD 240GB
HDD 1TB
チップセット Intel B360 チップセット
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インタフェース USB 3.1×2(背面)、USB 3.0×4(背面×2、前面×2)
サイズ W178×D395×H330mm(ハンドル部を含む)
ディスプレイ
価格 154,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2019/5/28(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/LITTLEGEAR

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