では、実際の性能をベンチマークテストでチェックしよう。まずはじめに、PCの総合的な性能を計測するベンチマークソフト「PCMark 10」の結果だ。総合スコアは4241と、なかなかの高スコアを記録した。

4コア8スレッド処理対応のCore i7-8550Uを搭載するPCでは3500前後ということが多く、そちらとの比較でも優れていることがよくわかる。ディスクリートGPU非搭載のため、映像処理などのパフォーマンスを計測する「Digital Content Creation」のスコアがやや伸び悩んでいるようにも見えるが、それでも上位のPCに匹敵する性能が発揮されているといえる。

  • 「PCMark 10」の結果

    「PCMark 10」の結果

続いて、OpenGLベースでの描画性能やCPUの純粋な処理能力を計測する「CINEBENCH R15」の結果だ。CPU内蔵グラフィックス機能を利用しているため、OpenGLのスコアは53.31fpsと標準的な結果だが、CPUのマルチスレッド処理の結果は1164cbと納得の高スコアを記録。

こちらは、まさにハイエンドPCそのものといったスコアで、高負荷の処理も快適に行えるといっていいだろう。

  • 「CINEBENCH R15」の結果

    「CINEBENCH R15」の結果

最後に、3D描画能力を計測する「3DMark」の結果だ。DirectX 11ベースの3D描画能力を計測する「Sky Diver」では、4313とまずまずのスコアとなった。さすがにディスクリートGPU搭載PCにはかなり劣るものの、このクラスのPCとしては標準以上の性能といえる。

ゲーミングPCのように最新ゲームの快適プレイまでは望めないかもしれないが、Webゲームなどのカジュアルゲームならば十分快適に楽しめるだろう。

  • 「3DMark」の結果

    「3DMark」の結果

上位クラスに匹敵する性能を備える、魅力的なメインノート

STYLE-17FH054-i7-UHFSは、位置付けとしてはメインストリーム向けではあるが、上位CPUとなるCore i7-8750Hを標準搭載することで、上位クラスに匹敵する性能を実現。メモリや内蔵ストレージの標準搭載量にも余裕があり、まさにワンランク上の魅力を備えた製品に仕上がっている。

これだけのパフォーマンスがあれば、家庭で利用するメインPCとしてはもちろん、比較的処理の重い作業を行うビジネス用PCとしても申し分ない性能を発揮できるはずだ。

それでいて、価格は標準仕様で106,980円(税別)と、かなり安価に抑えられている。通常、同様のスペックを搭載するノートPCなら10万円台後半というものも少ないことを考えると、コストパフォーマンスは競合製品を圧倒しているといっていいだろう。

もちろん、豊富なカスタマイズによって目的のスペックを柔軟に実現できる点も見逃せない。

STYLE-17FH054-i7-UHFSは、幅広い用途に対応する高性能メインノートPCとして、個人ユーザーからビジネスユーザーまで多くの方にオススメしたい製品だ。

標準スペック

メーカー ユニットコム
型番 STYLE-17FH054-i7-UHFS
ディスプレイ 17.3型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080)
CPU Inte Core i7-8750H
メモリ 8GB DDR4-2400 S.O.DIMM (PC4-19200)
SSD 480GB
チップセット モバイル Intel HM370
光学ドライブ
グラフィックス Intel UHD グラフィックス 630
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビットLAN×1、
IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1 Type-A×1、
USB 3.0×1、USB 2.0×1
サイズ 約W419×D289×H34mm(※最大突起物を含まず)
重量 約2.62kg(※バッテリー含む)
バッテリー駆動時間 約5.1時間
価格 106,980円(税別)~

[PR]提供:ユニットコム