フルノシステムズは、業務用アクセスポイントを30年に亘り提供してきた無線のプロフェッショナルカンパニーだ。多台数接続や電波干渉に強い、業務用アクセスポイントを提供してきたが、近年、文教市場向けのICT授業に最適なWi-Fiインフラとして、先生や生徒のタブレット画面を教室のディスプレイにワイヤレスで簡単にミラーリング表示できる機種「ACERA 850F」 「ACERA 950」が好評であり、あらたな関連ソリューションとして「一斉放送システム」を紹介する。
「一斉放送システム」とは?
「一斉放送システム」は、無線LANで接続したタブレットのカメラで撮影した画面表示を、ミラーリング方式で各教室の「ACERA 850F」 「ACERA 950」に接続したディスプレイにライブ配信できるようになっている。一斉放送にあたり、各教室に放送用受信機を追加する必要がなくライブカメラもタブレット内蔵のものを利用できるため手軽に活用できる。
すぐわかる「一斉放送システム」
アクセスポイントのみで、特別な放送用配信機器は不要
機器構成としては、それぞれの配信先は、ディスプレイとなるため、大型テレビもしくはプロジェクターが必要となる。そのディスプレイに動画対応アクセスポイント「ACERA 850F」または 「ACERA 950」をHDMI経由で接続する。また、配信映像を分配するサーバ機が必要であり、別途ご用意いただいた一台の「ACERA 850F」または 「ACERA 950」が担うことができる。配信ライセンスオプションを追加することで配信動作するので、通常、一斉放送に必要となる高価な放送用配信機器の追加投資やそれにともなう工事が不要となっている。また、アクセスポイントが配信機能を内蔵しているため、通常の無線LANアクセスポイントとして活用していただくことができ、必要に応じて、一斉放送に切り替えて活用することができる。
「一斉放送システム」活用シーンの概念図
配信先のグルーピングが可能
「一斉放送システム」は校内全体に同じ映像を配信するだけではなく、配信先をグルーピングすることで、特定の学年や特定のクラスにのみ限定配信することも可能だ。さらに、同時に複数のグループへそれぞれ別の映像を配信することも可能だ。校長先生の講話を教室で拝聴する、休み時間に運動会や音楽会のようなイベント映像を紹介する、リスニングテスト問題を学年ごとに流すなど多様に活用できる。また、専門学校や塾などでは、人気の高い講師の授業を別の教室でもライブ受講するといった活用方法も可能だ。
「一斉放送システム」は学校以外での応用例として、店舗、自治体、観光分野などでのデジタルサイネージとして活用することも可能だ。通常はあらかじめ定めた広告コンテンツを表示し、イベント時などは一斉放送でライブ配信するといった切り替えも可能だ。
このように、動画対応アクセスポイント 「ACERA 850F」 「ACERA 950」は、文教市場での教育ICT用無線LANとしてインターネット接続や、タブレット画面のミラーリング表示機能を活用しながら、オプションの配信サーバを追加いただくだけで、低コストにライブ配信による一斉放送にもご利用範囲が広がった。「ACERA 850F」 「ACERA 950」は、これからも様々なICT機器、ツールと連携しながら、学校のニーズに応じた活用しやすいシステムとして発展、貢献できることに期待している。
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