高水準かつバランスに優れたパフォーマンスを発揮

それでは、ここからは「LM-iGS320S1-S2」について、各種ベンチマークの結果をチェックしていこう。なおベンチマークの実施にあたっては、本機が備える最大パフォーマンスをチェックするため、付属アプリケーション「CONTROL CENTER」のパフォーマンス切り替え機能で「パフォーマンス」を選択してある。

まずは、Windowsの快適さを評価するプログラム「WinSAT.exe」の実行結果を「Windowsエクスペリエンス インデックス」の形式で紹介しよう。「一番低いサブスコア」はプロセッサ/メモリ/プライマリ ハードディスクの各項目が8.1で、グラフィックスについては8.3をマークした。平均値が高いのはもちろんだが、注目してもらいたいのは性能面のバランスが非常に優れていること。ウイークポイントがないため、趣味から仕事までオールマイティに活用できるというわけだ。

Windowsエクスペリエンス インデックスの結果

PCの総合的な力を見る「PCMark 8」の総合スコアは、高水準かつバランスのとれた性能により3948をマーク。グラフィックス性能を測る「3DMark」は、DirectX 11対応のグラフィックテスト「Fire Strike」が5771、DirectX 12対応のグラフィックテスト「Time Spy」が1957となった。

「PCMark 8」の結果

「3DMark」Fire Strikeの結果

「3DMark」Time Spyの結果

自分好みにアレンジできるBTOカスタマイズも魅力

このように「LUV MACHINES Slim iGS」シリーズは、設置場所を選ばない省スペース設計ながら、高いパフォーマンスを発揮してくれることがわかった。その中でも今回試用した「LM-iGS320S1-S2」は、240GBのSSDを搭載しているので起動やデータコピーなどもスムーズ。ストレスなく快適に使える仕様となっている。

また、さらに高いパフォーマンスを求めるユーザーには、同シリーズのデュアルストレージモデル「LM-iGS320X1-SH2」もオススメしたい。こちらはIntel Core i7-7700 プロセッサーや16GBメモリの採用でパフォーマンスの底上げが図られているほか、240GBのSSDに加えて2TBのHDDを搭載。より高度な要求に応えてくれるはずだ。

そのほか、各モデルに自由度の高いBTOカスタマイズが用意されているのもマウスコンピューターならではのポイントだ。例えば「LM-iGS320S1-S2」の場合、OSの選択やOfficeの有無などソフトウェア関連のメニューに加え、CPUおよび冷却性を高めるCPUファンの変更、最大32GBへのメモリ増設、最大1TBまでのSSD換装や4TBまでのHDD追加、BDドライブへの変更といった豊富なハードウェア関連の選択肢を用意。予算や使用目的に応じて自分好みにアレンジすることができる。

コンパクトなボディに高いパフォーマンスを備えた「LUV MACHINES Slim iGS」シリーズ。スリム型デスクトップの購入を考えている方は、ぜひその候補に加えていただきたい。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 LM-iGS320S1-S2
CPU Intel Core i5-7400
メモリ 8GB PC4-19200 DDR4
SSD 240GB Serial ATAIII
チップセット Intel H110 チップセット
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1050(Low Profile PCI対応:2GB)
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インタフェース USB 3.0×2(背面×2)、USB 2.0×4(前面×2、背面×2)
サイズ W100×D393×H364mm
ディスプレイ
価格 89,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2017/6/16(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/G-Tune

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