Windows 7で節電をさらに効果的に

今回検証した「RM5J-C34/S」と「Core 2 Duo搭載機」の比較でもわかるとおり、最新のPCはそれ以前のPCに比べて、消費電力の軽減効果が大きい。Microsoftが行った調査では、2006年のPCと比較して平均約53%の節電効果があるそうだ。これは、ハードウェアの素性はもちろんのこと、Windowsのバージョンよって節電機能に違いがあり、最新のWindows 7に近づくほど節電に効果的な動作を行えるためだ。

またMicrosoftでは、消費電力を軽減できるWindows設定を簡単に行えるよう、Webページ「Windows PC 節電策」で「Windows PC 自動節電プログラム」も公開している。具体的には、ディスプレイ画面の明るさや電源管理、スリープ状態にするまでの時間などを推奨設定に変更してくれるツールだ。

Webページの中ほどにあるリンク"「Windows PC 自動節電プログラム」設定を適用する"をクリックし、ウィザードに従ってインストールすれば設定完了だ。この設定を適用するだけで、消費電力をさらに軽減できる。

Windows 7はもちろんのこと、VistaやXPを利用しているユーザーも利用できるので、節電にうまく役立てよう。

※Microsoftにて行った調査では、以下のPCが使用されました。

[Windows 7 デスクトップ(2010年モデル)]
[タイプ] 一体型   [CPU] インテル Celeron T3100(1.9GHz)   [メモリ] 4GB   [ディスプレイ] 20型ワイド液晶   [HDD] 500GB  
[Windows Vista デスクトップ(2008年モデル)]
[タイプ] スリムタワー型   [CPU] インテル Core 2 Duo E4500(2.2GHz)   [メモリ] 2GB   [ディスプレイ] 19型ワイド液晶   [HDD] 320GB  
[Windows XP デスクトップ(2006年モデル)]
[タイプ] スリムタワー型   [CPU] インテル Celeron D346(3.06GHz)   [メモリ] 2GB   [ディスプレイ] 19型ワイド液晶   [HDD] 320GB  

※Windows OS搭載PCをある一定の利用シナリオで検証した場合の数値および節電効果であり、特定のPCハードウェアについて言及するものではありません。

買い替えるだけで処理能力はアップ、消費電力はダウンの一挙両得

今回の検証で、PCは処理能力が日々向上しているのと同時に、消費電力の低減も行われていることが確認できた。今回は短い時間での検証のみとなったが、処理能力が高くなるということは作業が早く終わるということで、結果的にはトータルの消費電力はさらに減ることになる。Core 2 Duoやそれ以前のPCを所有している方はもちろん、すでに最新のPCを所有している人も、PCの買い替えは処理能力の向上だけでなく、節電にも繋がることをぜひ覚えておいてほしい。自分の予算や目的、設置スペースに合わせたPCを選ぶことができるツクモの「エアロストリーム」シリーズならば、すぐにでも安心の節電PCを手に入れることができ、一挙両得をしっかりと味わえるだろう。

レビュー試用機のスペック
型番 エアロストリーム RM5J-C34/S カスタマイズモデル
CPU インテル Core i7-2600K(クアッドコア/定格3.4GHz)
メモリ PC3-10600 DDR3 8GB(4GBx2)
チップセット インテル H67 Express
HDD 1TB(シリアルATAIII/6Gbps対応)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込み対応)
グラフィックス インテル HD 3000 Graphics(プロセッサー内蔵)
筐体 MicroATXミニタワーケース EX1/567TM
電源 Topower製TOP-500D-B(最大550W、定格500W)
本体サイズ W190×D400×H370mm
OS Windows 7 Professional SP1(64bit正規版)
BTOカスタマイズ時価格 83,679円(税込) ※9月12日現在

(マイコミジャーナル広告企画)