12月も後半に突入するかというところで、本腰を入れて年賀状を作成しないと間に合わない時期に突入した! そこで、すべて揃えても10万円以下で用意できるVAIO「type N」&“サイバーショット”『DSC-T77』&「筆ぐるめ」の組み合わせで年賀状をパパッと作成してみた。

価格は手頃だがスペックも充実したシンプルなホームノート「type N」

VAIO「type N」は、毎日使うものだからこそ、シンプルに基本性能をまとめた手軽な大画面ノート。今回お借りした「type N」はホワイト。清潔感漂う白を基調にし、洗いざらしの布をイメージしたディンプル加工が特徴的だ。この「type N」が12月26日までなら、税込なんと59,800円という価格で手に入る。

今回使用したVAIO「type N」と常に携帯してサッと使える“サイバーショット”『DSC-T77』。この組み合わせが、今ならなんと10万円以下で入手できる。今回はこの「type N」にプリインストールされている年賀状ソフト「筆ぐるめ Ver.15」を使ってオリジナル年賀状を手早く作ってみた

まずこの「type N」のスペックについてざっとまとめておこう。今回使用した「type N」はVAIOオーナーメードモデルの「VGN-NS90HS」。プロセッサーにインテル Celeron 575(2.0GHz)、グラフィックアクセラレーターは、ノートPC用として定評のあるチップセット、モバイル インテル GM45 Express内蔵のインテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター4500Mだ。メモリー2GB、3年間保証を<ベーシック>にして、税込締めて価格69,800円。メモリーを1GBにすれば最低価格の59,800円に収まるところだが、Windows Vista Home Basicを快適に動かすには、できればメモリーは2GBは搭載しておきたい。

なお、「type N」で採用している「モバイル インテル GM45 Expressチップセット」は、ブルーレイディスクコンテンツをハードウェアベースでデコードできるほどの実力を持つ強力なチップセット。ローエンドのノートPCからミドルクラスのものまで、幅広く活用されている定評のあるチップセットだ。メモリー用スロットは、デュアルチャンネルDDRをサポートし、800MHzのシステムバスに対応している。キャンペーン期間中は、非常に手ごろな価格設定となっている「type N」だが、値段相応のスペックかと思ったら大間違いだ。PCの根幹を成すチップセットに定評のあるものを採用している点から見ても、きちんとした姿勢の感じる1台となっている。

ディスプレイは、解像度1280×800の15.4型ワイド液晶の大画面。ウィンドウを横に2つ並べても余裕の広さは大画面ならでは。液晶面は、明るくコントラストの高い「クリアブラックLE液晶」を採用し、目を疲れにくくするやさしい配慮がある。精細な写真や動画をバシバシ活用するヘビーな使い方はせず、毎日使う機能がメールチェックやWebブラウズ、チャットなどが中心のユーザーにもってこいの1台だ。メインマシンのほかに1台手軽なものが欲しいと思っている人にもオススメの1台である。

サッと取り出して使える。いつでも一緒の“サイバーショット”『DSC-T77』

年賀状の素材はもちろん“サイバーショット”『DSC-T77』で撮影。ポケットからサッと取り出して素早く撮影できる。すばしこく動き回る子供のちょっとした表情も、人物の顔を自動で検出する顔検出機能「顔キメ」で逃すことなく撮影できるのがいい。

今回使用した“サイバーショット”『DSC-T77』は、カラーに、デジタルカメラとしては珍しいブラウンを採用。レンズカバーに刻印された「メッセージ刻印サービス」のメッセージがひときわ目立ち、静かに自己主張する。さりげない落ち着きと高級感を感じさせるブラウンは、どんなスタイルにも合わせやすい、大人のためのカラーだと言っていいだろう。

サイバーショット”『DSC-T77』は、レンズカバーを下げるとすぐに撮影可能になる。本体下部には、左からUSBコネクター、カバーを空けるとバッテリー、“メモリースティック デュオ”用のスロットがある。カラーはブラウン以外にも、ピンク、シルバー、ブラック、グリーンの全5色がある

主な操作は3.0型ワイドのタッチパネル液晶をタッチして行う。人物の顔は、顔検出エンジンと、画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」による顔検出機能「顔キメ」で自動認識可能だ。また、笑顔を捉えると自動でシャッターが切れる「スマイルシャッター」でカメラ任せの撮影もできる(画面表示した笑顔でも撮影できた)。撮影した写真にフレームやイラスト、メッセージなどがペイントできるのも楽しい

愛らしくかわいいだけでなく、大きな声で泣くこともなく、おとなしいことなどから、最近にわかに脚光を浴びているウサギ。カメラが珍しくてのぞき込んだと思いきや、すばしこく動き回ったりする。サッと取り出して撮れる『DSC-T77』としては格好の被写体だ。2009年の干支ではないが「家族の写真を撮ってどこが悪い」と必死で追いかけて、撮る