ワットパフォーマンスに優れるGeForce 9600GTを標準搭載
続けてマザーボード以外のパーツもチェックしていこう。グラフィックカードには、消費電力あたりの性能に優れたNVIDIA GeForce 9600GTを搭載している。1スロットタイプのカードながら、ファンも静かで熱対策で困ることはないだろう。スペック的にも、最新の3Dゲームにアンチエイリアスをかけて高解像度で動かす……といった用途でなければ十分過ぎる性能だ。 メモリは1024MBのDDR2-800を4枚実装し、4096MBを実現。32bitOSでは上限となるので、OSを入れ替えない限りはこのまま使用できる。マウスコンピューターの標準構成では標準2048MBとなっているが、キャンペーンが行われている限り、同じ価格で4096MBに増量された状態で購入できる。 HDDはSATA接続の500GB。こちらも通常使用には十分過ぎるほどの容量だ。もし動画編集などで大容量が必要なら、BTOからHDDを追加するのもいいだろう。電源は500W。通常はこのままで全く問題ないが、ハイエンドビデオカードやHDDを同時に増設する際は容量に気をつけよう。
NVIDIA GeForce 9600GTを標準で搭載。低発熱ながら、優れた3Dパフォーマンスを実現する | 1スロットクーラーながら、銅製フィンを採用し、冷却効率が高い。動作音も静かだ |
DDR2-800の1024MBメモリ。こちらが4枚実装されている。32bitOSを使用している限りこのままで大丈夫だ | HDDはSATA接続の500GBを一台搭載している。容量、速度とも十分だ |
ベンチマークで性能と消費電力をチェック!
気になる性能面はどうだろうか? まずはWindows Vistaの「Windows エクスペリエンス インデックス スコア」だが、なんとすべて最高値の「5.9」という結果となった。OSを動作させるレベルでは快適以上の環境が余裕で手に入る。続いて定番のFuturemark「3DMark06」では「10711」と、しっかり1万越えのスコアを取得。さらに、リリースされたばかりのカプコン「モンスターハンター フロンティア オンライン」、マルチコアへの最適化が行われている「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」、DirectX9世代の性能を確かめるためにスクウェア・エニックス「FINAL FANTASY XI」の「Vana'diel Bench 3」を試していく。どれも、ゲームを快適に遊ぶのに全く問題のないスコアを達成した。 同時に消費電力を「ワットチェッカー」で調べてみよう。OS起動後のアイドル状態では「106W」、ベンチマークで負荷がかかっている状態では最高「197W」という結果になった。クアッドコアCPUと処理能力の高いグラフィックカードを積んでいても、実消費電力は200W以内に収まる。
モンスターハンター フロンティアオンライン | |
---|---|
1280×720 | 7211 |
1600×1200 | 3789 |
ロストプラネット エクストリーム コンディション | ||
---|---|---|
snow | cave | |
1280×720 | 64 | 79 |
1600×1200 | 36 | 48 |
Vana'diel Bench 3 | |
---|---|
Low | 10329 |
High | 8116 |
確実な進化を遂げ、将来性も問題なし
「P45 Express」搭載マザーボードが搭載され、地味ながらもしっかりと進化した「MDV ADVANCE ST 4940X2」。搭載されているCPUやグラフィックカードも、パフォーマンスに不足はない。さらに、PCI-Express2.0など将来を見越した規格も多数備えられている。長く使い続けるデスクトップPCを選ぶなら、いま狙うのは「P45 Express」を搭載した本機で間違いない。
標準スペック
製品名 | MDV ADVANCE ST 4940X2 |
---|---|
CPU | インテル Core 2 Quad Q9450 |
HDD | 500GB |
メモリ | 4096MB |
ドライブ | DVD±R 2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィック | NVIDIA GeForce 9600GT PCI-Express/GDDR3 512MB |
OS | Windows Vista Ultimate with SP1 |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インターフェース | USB2.0対応(前面×2/背面×4)、マルチカードリーダー(対応メディア:マルチメディアカード、SDメモリカード、メモリースティック、メモリースティックPro) |
サイズ | W190×H487×D415mm |
価格 | 129,780円(税込)~ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格については、2008/07/11現在の金額です。最新の価格についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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