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BlackLine Summit 2025<br />
CFO組織の未来と挑戦とAIの融合

BlackLine Summit 2025

近年、CFOの存在感が増す中で、CFOを支えるCFO組織においても、求められる役割や、必要なスキルが変化しています。一方で、国内外の法規制対応など、従来業務においても新しいナレッジやより高い専門性が要求されています。さらに、仕事のやりがいや貢献の手応え、自身の成長を求めて、経理人材の流動性も高まっています。今、CFO組織は、企業価値の持続的な向上と人材価値の最大化に向けた挑戦を迫られています。

経理財務の領域でのAIの活用はまだ本格化していませんが、生成AIなどの最新のテクノロジーを活用して如何に業務を変革するか、その巧拙がCFO組織の未来に大きな影響を及ぼすことは想像に難くありません。

本イベントでは、明日を照らし、人を育み、より良い未来に向けたCFO組織の挑戦において、一歩先行く企業の取組みや、有識者の皆様による講演やパネルディスカッションなどを通じて、今、何をすべきなのか、テクノロジーは如何に貢献できるのか、そのヒントをお届けできればと思います。

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当日プログラム

13:00~13:15

【Opening】
オープニングトーク

登壇者

ブラックライン株式会社
代表取締役社長

宮﨑 盛光

13:15~14:45

【特別講演】
プライドあるCFOの仕事:AIを活用した適正分配経営(DS経営)の推進

登壇者

早稲田大学商学学術院 教授
オックスフォード大学博士・元主任教授

スズキ トモ 氏

大手監査法人を経て、オックスフォード大学で「会計・経済の哲学(博士号)」取得。そのまま主任教授まで務めた。国連等の国際機関、チャールズ皇太子、中国、インド政府等との協働により政策提言。インドにおいて損益計算書に追加的な1行を加えることでCSR(企業の社会的責任)文化を根付かせた One Additional Line 革命で知られる。

日本ではIFRSの強制適用を回避した『オックスフォード・レポート』(2012)、四半期報告書の廃止を実現した関経連レポート『成熟経済・社会の持続可能な発展のためのディスクロージャー・企業統治・市場に関する研究調査報告書』(2021)がある。『新しい資本主義のアカウンティング:「利益」に囚われた成熟経済社会のアポリア』(2022)や日経新聞『経済教室』「あるべき企業統治 “付加価値の適正分配 再考を”」(2024・4)等の公刊と総理大臣補佐官顧問等の立場から「付加価値の適正分配経営」を推進。

月刊『資本市場』(2024年8月号)「成熟経済下の『資本市場の統治』ー 株式報酬制度:付加価値の適正分配のナッジとして」では、財務と人事が共同でDXを進めた結果、効果的な付加価値の適正分配経営が始動したケースを紹介している。

講演サマリー

政策保有株や遊休資産の売却で利益を増やし、或いは自社株買いや減資を通じて資本を圧縮することは難しくない。こうした施策が投資家・株主の短期還元要求に組するものに過ぎないことは承知している。それでもROEやPBRや株価といった指標の改善や、メディアによる好評価で、自身を騙し、慰める。

しかし、こんな経営を続けて退職を待つだけの自分に、CFOとしてのプライドはあるのか。我々のミッションは「失われた30年」の中でも実現してきた収益と付加価値を適正に分配することで、中長期的な研究開発や設備投資やメインテナンスを実現し、従業員の所得と遣り甲斐を改善することで、様々なステークホールダーに持続的発展の機会を保証することではないのか。ここにこそ、DXやAIを活用した総合的・戦略的CFOの役割や可能性がある。

15:00~15:25

【ブラックラインセッション Studio 360 紹介】
BlackLineで進化するファイナンス業務 ~AIとテクノロジーで描くCFO組織の未来~(仮)

登壇者

Jeremy Ung

BlackLine Inc.
Chief Technology Officer

BlackLineのグローバル技術戦略を統括。20年以上のソフトウェアエンジニアリングの経験を持ち、技術革新を通じて企業の成長と顧客価値の最大化に貢献している。データ連携やAIを活用したCFO部門向けのプラットフォームを通じ、顧客の業務効率化と価値提供を加速させることに注力。

BlackLine入社以前は、AIを活用した財務管理ソフトウェアのリーダー企業ApptioでCTOを務め、エンジニアリング、オペレーション、グローバルサポートを統括。その前にはAmazon Web Services (AWS)でリーダーシップを発揮し、MicrosoftやMDA(衛星・地理情報技術のパイオニア)でプログラムマネジメントやソフトウェア管理に携わる。

講演サマリー

CFO組織の役割は、従来の経理財務業務に留まらず、戦略的なビジネスリーダーへと進化しています。本イベントでは、CFOや経理財務プロフェッショナルが正確性・効率性・インテリジェンスを実現するための最先端の戦略とソリューションを探ります。

BlackLineのビジョンや革新的な最新プラットフォーム「Studio360」のご紹介を通じて、AIを搭載したツール活用による、業務プロセスを最適化やチーム間の連携を強化、そしてさらなる業務改善のためのインサイトをご提供します。合わせて、BlackLineの包括的なプラットフォームが、重要な課題を克服し、CFO組織の持続可能な変革を促進する方法もご紹介させていただきます。経理財務の未来に備えたAI活用のヒントをこの機会にぜひお持ち帰りください。

15:25~15:50

【事例紹介セッション】
NECグループでのシェアードサービスを下支えするBlackLineソリューション

登壇者

NECビジネスインテリジェンス株式会社
経理財務サービス統括部 グループ経理サービス統括グループ
エグゼクティブマネージャー

今村 知恵 氏

NECソリューションイノベータ株式会社入社
NECソリューションイノベータ株式会社 経理部シニアマネージャー
日本電気株式会社 ITサービス企画本部経理出向
NECビジネスインテリジェンス株式会社 経理財務サービス統括部出向(現職)

講演サマリー

NECグループ各社が利用する複数のERPとBlackLineを連携、シェアード業務の合理化により年間数千時間の工数削減を実現した事例をご紹介いたします。

15:50~16:15

【パートナーセッション】
AI活用で変化するCFOの役割
~KPMGの調査結果からみるCFO組織における生成AIの活用状況と可能性~

登壇者

有限責任 あずさ監査法人
アドバイザリー統轄事業部 ディレクター
米国公認会計士

河合 真吾 氏

講演サマリー

KPMGが実施した「CFOサーベイ」、及び、「AI in Financial Reporting」(グローバルサーベイ)に基づき、日本企業、グローバルでの経理財務領域における生成AIの活用状況とともに、今後求められるCFOの役割や能力の変化を解説します。

また、先進企業の事例を通じて、近未来の生成AIの活用範囲拡大の方向性について考察します。

16:30~17:30

【パネルディスカッション】
CFO組織の未来と挑戦とAIの融合

登壇者

早稲田大学商学学術院 教授
オックスフォード大学博士・元主任教授

スズキ トモ 氏

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一般社団法人日本CFO協会/
一般社団法人日本CHRO協会 シニア・エグゼクティブ

日置 圭介 氏

税理士事務所勤務から英国留学を経て、PwC、IBM、デロイト、ボストンコンサルティンググループ(BCG)でコンサルティングに従事。コーポレート・ポートフォリオ戦略、コーポレート機能・組織設計、CxOアドバイザリーなど、コーポレート・アジェンダに注力。
現在は、re-Designare合同会社代表、株式会社メドレー社外取締役、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科兼任講師なども務める。
著書に、『ファイナンス組織の新戦略』(編著、日本経済新聞出版社、2009年) 、『ワールドクラスの経営』(共著、ダイヤモンド社、2020年)がある。

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ANAホールディングス株式会社
取締役常務執行役員 グループCFO

中堀 公博 氏

1988年4月、全日本空輸(株)入社。大阪空港支店、社長室グループ経営推進部、整備本部企画推進部、営業推進本部マーケティング室データベースマーケティング準備室並びにグローバルレベニューマネジメント部、楽天ANAトラベルオンライン(株)出向、成田空港支店総務部等を経て、2017年4月ANAホールディングス(株)グループ経理・財務室 経営管理部長に着任。2020年4月 執行役員グループ経理・財務室長、2022年4月 上席執行役員グループCFO、2024年6月取締役常務執行役員グループCFOに着任、現在に至る。

講演サマリー

本セッションでは、ANAHDの中堀CFOと早稲田大学のスズキ教授とともに、特にCFO組織の未来と挑戦についてディスカッションを行います。

ANAグループは、価値創造の源泉である「人の力」と「チームワーク」を最大化するため、人財への投資を起点とした価値創造サイクルの好循環を目指されています。企業を取り巻く様々なリスクに対して、CFO組織はどのように戦略をたて、実践をしていくか。ANAHD様のお取り組みもご紹介いただきます。

また当日会場からのご質問にもお答えいたしますので、是非ご参加ください。

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開催概要

タイトル

BlackLine Summit 2025
CFO組織の未来と挑戦とAIの融合

東京
開催日 2025年2月28日(金)13:00-17:30(受付開始:12:30~)
開催場所

〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-1
東京ミッドタウン ホール&カンファレンス ホールA

・「東京駅」から15分(東京メトロ丸の内線・日比谷線利用)
・「浜松町駅」から 7分(都営大江戸線利用)
・「品川駅」から18分(都営大江戸線・JR利用)
・「恵比寿駅」から 6分(東京メトロ日比谷線利用)
・「渋谷駅」から 8分(東京メトロ日比谷線・JR利用)
・「新宿駅」から 9分(都営大江戸線利用)

定員 定員なし
申し込み 1.お申し込みフォームより必要項目を入力してください。
2.事前登録完了のお知らせをメールでお送りします。
3.受講可能な方には後日、ご案内メールをお送りします。
※フリーメールアドレスでのお申込み、学生の方、競合代理店や競合製品をお取り扱いの企業様、本セミナーへの参加がふさわしくないと当社が認める事情がある際は、参加をお断りさせていただく場合がございます。
申し込み締切日 2025年2月27日(木)13:00
参加費 無料
主催 ブラックライン株式会社
協賛 有限責任 あずさ監査法人
お問い合わせ BlackLine Summit 2025 運営事務局
info_blacklinesummit@fieldmktg.jp

(窓口時間:平日10:00〜18:00)

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