レッドハット株式会社 グローバルサービス本部 ラットフォームソリューション統括部 ソリューションアーキテクト部 部長 藤田稜氏

Linuxディストリビューターとしての長年の実績を基に、現在はオープンソースの仮想化ソフトウェアにも注力するレッドハット。2月6日に開催された「マイナビニュース仮想化セミナー【Day1】コスト削減とリスクヘッジを実現する今後の仮想化環境 ~Red HatとIBMが提供するローリスクなOSSの活用~」には、同社グローバルサービス本部 プラットフォームソリューション統括部 ソリューションアーキテクト部 部長の藤田稜氏が登壇。セッションでは、同社が提供するオープンソースの仮想化ソリューション「Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV)」の特徴と、導入/移行で得られるメリットが紹介された。

大半の国内企業のニーズを満たすOSS仮想化ソリューション

藤田氏は、セッションの冒頭でRHEVの概要を説明した。RHEVは、Linuxカーネルの仮想化基盤であるKVM(Kernel-based Virtual Machine)をベースにして開発された仮想化ソリューションである。管理可能な仮想化ノード数の上限が400(1台の物理サーバに10ノードを構築すると仮定して、ゲストOS数は4000)であることから、レッドハットでは中小規模向けの製品として位置づけている。この点について藤田氏は「日本国内で400ノード以上の仮想サーバを運用する企業はそうそうないので、事実上、国内のほぼすべての企業にフィットする仮想化ソリューションだと考えている」と語った。

RHEV 3.1は、レッドハットが2012年12月(日本では2013年1月)にリリースした現行バージョンとなる。同バージョンでは、同社の企業向けLinuxディストリビューションであるRed Hat Enterprise Linux(RHEL)6.3に備わる新機能や機能強化点が多数取り入れられているが、前バージョンの3.0から利用しているユーザーの利便性を考慮して3.0互換モードが備わっており、RHEL 6.2環境でも問題なく動作するという。

RHEV 3.1のコンポーネント構成について、藤田氏は構成図をスライドに映して説明を行った・・・

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