近年、MicrosoftやGoogle、Baiduをはじめとする世界的な企業の間でテープストレージを採用する動きが加速している。HDDに比べてテープストレージを “時代遅れ” とする声も大きいが、そんな中でなぜ、データの扱いに長じる各社で “テープへの回帰” が進んでいるのか。

世界のプラットフォーマーがデータのバックアップ、アーカイブで頼りにする「テープストレージ」とは

大きな理由は、テープストレージの技術力の進化にある。一例として、2020年富士フイルムはIBMとの共同研究で、手のひらサイズのテープストレージ1巻で最大580TBものデータが保管できる技術を実証。ここに、テープストレージの持つコスト効率や信頼性の高さが相まって、前述の “回帰” が進んでいるわけだ。本稿では先に名が挙がった富士フイルムが公表するホワイトペーパーから、各社でどんな風にテープストレージが活用されているのかをみていきたい。

富士フイルム提供資料
世界のプラットフォーマーが
データのバックアップ、アーカイブで頼りにする「テープストレージ」とは
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世界的な企業各社で “テープへの回帰” が進む理由

ホワイトペーパーでは、クラウドサービス「Microsoft Azure」を展開するMicrosoft、同じくクラウドサービスの「Google Cloud Platform」や「YouTube」などを展開するGoogle、中国で圧倒的なプレゼンスを築いているBaiduの3社における、テープストレージを採用する理由とその活用方法がまとめられている。

個々の詳細については資料を参照されたいが、このなかでMicrosoftでの活用例について簡単に説明しよう。同社は世界各地にデータセンターを持ち、ゼタバイトスケールものデータを保有するなど、桁違いのストレージインフラを持つ企業だ。そんな同社は、データレイクや機械学習などの用途に向けたデータアーカイブ用ストレージサービス「Azure Blob Storage」で、データ保管にテープストレージを使用している。

なぜテープストレージを採用しているのか。その理由として、Microsoft Azure Storageの開発マネージャー(2017年当時)であるMarvin McNett氏は、2017年に開催されたイベント「Global IT Executive Summit」のなかで以下の6点を挙げている。

[1] 容量単価の安さ、商品電力の低さなどのトータルコストメリット
[2] HDDと比べて大容量化を見込むことのできる将来性
[3] 拡張しても消費電力へ影響がない、小さく保管可能など優れた拡張性
[4] HDDと比べて低いエラー率
[5] オフライン保管による安全性
[6] 50年以上磁気特性に劣化が生じないことによる長期耐久性


ホワイトペーパーではGoogleとBaiduについても、各社がなぜテープストレージを選び、どんな風にこれを活用しているのかを解説している。データ容量の肥大化を受け、プラットフォーマーのみならず一般企業にとっても、ストレージコストの軽減とセキュアなデータ保管は課題となってきている。資料で語られる取り組み例は、そうした課題をクリアにしていくための一助になるだろう。ぜひ下のリンクよりダウンロードのうえ、ご覧いただきたい。

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