企業がIT基盤を構築する場合、今や「仮想化」や「クラウド」といった技術を検討するのが当たり前となっている。そしてそのITリソースの調達は、用途やライフサイクルを考慮し、自社ですべてを所有する「オンプレミス」と、必要なリソースを必要な期間だけ利用できる「クラウド」を組み合わせることが、常識となりつつある。

また、ハードウェアの性能向上や仮想化技術の進歩に伴い、従来、クラウドベンダーが「パブリッククラウド」として提供していたIaaSやPaaSのようなサービスを自社内でユーザーに対して提供する「プライベートクラウド」を構築するケースも増えている。

こうした環境を実現するためのオープンソースソフトウェア(以下、OSS)は、さまざまなプロジェクトを通じて開発が進められている。クラウド基盤を実現するOSSとして、現在、活発な開発とコミュニティ運営が行われているプロジェクトの1つが「OpenStack」である。

OpenStackの概要と、それによる解決できる問題

OpenStack環境構築をスタートするためのおすすめの構成方法とは?

OpenStackは、OSSプロジェクトとして開発が行われているクラウド基盤ソフトウェアである。現在では200社を超えるITベンダー、ネットサービス企業がコミュニティに参加しており、ユーザー数も急速に拡大している。

そのOpenStackの基礎から、導入の初歩、さらに本番環境を視野に入れたHA(高可用性)構成構築のコツを幅広く情報提供することを目的に活動しているのが、インテル® Xeon® プロセッサーを搭載するx86サーバーSystem xを提供するレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ(以下、LES)だ。

LESは、レノボがIBMからx86サーバ(System x)事業を買収したのに合わせ、2014年10月1日付けで国内での営業活動を本格的にスタートした。東京・秋葉原にあるレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ・センター(LESC)では、同社のサーバ、ストレージ、ネットワーク、クライアントデバイスを中心とした、エンタープライズシステムのデモおよび検証環境が準備されているほか、専任エンジニアが多数常駐し、技術検証やコンサルテーションを強力に支援している。

OpenStackに関する基礎的な知識はあるものの「次のステップをどう進めればいいか」「本番環境での利用に問題がないか」と不安に感じている方もいるだろう。一口に『OpenStackを動かしたい』というニーズがあったとしても、それに必要なシステム構成には『ステップ』がある。そこで、LESとユニアデックスと共同で策定した、OpenStack環境構築をスタートするためのおすすめの構成が...

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