米Microsoftでは、Windows 7/8.1がインストールされたPCのサポートを2018年7月17日に終了すると告知している。このため多くの企業にとっては、2017年から2018年までの1年間が、業務用PCをWindows 10に移行する本格フェーズとなることが推測される。

Windows 10は、従来と提供の形式を大きく変更した「WaaS(Windows as a Service)」というかたちをとっている。最新のWindowsが継続的に提供されるというこの新しいコンセプトのOSだ。この新コンセプトには、どのようなメリットがあるのだろうか。

大きなメリットを持つWindows 10。しかしそこには注意点が

メリットのひとつは「サポート」だ。前述の通り、旧OSは2018年7月にサポートを終了、その後はバグの修正やセキュリティ対策のみが行われる予定。一方で最後のバージョンとなるWindows 10では、継続的にセキュリティの更新と新機能が提供される見込みだ。

もうひとつのメリットは「セキュリティ」である。Windows 10は従来のバージョンと比較してセキュリティ対策が大幅に向上しているほか、顔認証や指紋認証など新たなセキュリティ機能も実装。煩わしいパスワード管理から解放されることは、PCを使用する社員のみならず、企業のネットワーク管理者にとっても業務効率化の観点で大きなプラスとなるだろう。

このように「サポート」と「セキュリティ」という面で大きな導入メリットのあるWindows 10だが、いくつか注意点も存在する。

Windows 10では年に2回の頻度でメジャー アップグレードが予定されている。だが、サポートポリシーには「最新のものから2世代分までしかサポートしない」ことが明記されている。このため、パッチ処理の適用フローについて綿密に計画を立てる必要があるのだ。また、Windows 10はセキュリティに関する多くの標準機能を備えるが、すでに導入済みのサードパーティ製品があるのであれば、機能の重複を考慮する必要がある。

Windows 10 への移行に際してはOS だけでなく、業務PC に備わるソフトウェアやパッチ処理用のサーバーなども含めたIT 資産全体を考慮し進めなければならない。このようなメリットと注意点を踏まえた上で、Windows 10 への移行効果を最大化するには、どのように計画を立てるべきか。

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