マイナビニュースは2014年3月5日、東京・竹橋のマイナビルームにて、「本当の優先順位を探る! マルチデバイス時代の情報漏洩対策セミナー」を開催した。
最近は、標的型攻撃や水飲み場型攻撃などの外敵脅威への対策が注目されているが、運用上の問題から発生する情報漏洩も依然として多いのが事実だ。日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の調べ(※)によれば、「管理ミス」「誤操作」「紛失・置き忘れ」が情報漏洩の原因トップ3であり、この3つでインシデントの80%を占めるという。つまり、企業がまず取り組むべき対策は、内部にあるのだ。
今回のセミナーでは、最新のセキュリティ被害調査の紹介と、内部対策を戦略的に進めるための方策について、4つのセッションが行われた。本稿では、協賛企業でもあるハンモックの深澤紀彦氏の講演を基に、同社が提供する"現実解"を紹介しよう。
※出典:JNSA『2012年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書【上半期 速報版】』
バランスのよいセキュリティ対策の導入を
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セッション1「セキュリティリスク対策に将来像を!～脱!断片的なソリューション～」に登壇したのは、ハンモック 営業本部 東日本営業部 営業一課 課長 深澤紀彦氏だ。
ハンモックは、さまざまな法人向けソフトウェアソリューションを提供しており、セキュリティ対策製品についてはネットワークソリューションの部門で開発を行っている。その主力製品である「AssetView」は、企業内で1人1台のPCが普及しはじめたころの2000年に資産管理ツールとして登場し、以降、時代の変遷に合わせて進化しながら、現在のIT統合管理ソフトウェア「AssetView PLATINUM」となった。
AssetView PLATINUMの最大の特徴は......
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