国内におけるランサムウェアの被害報告件数が急増している。既報の調査報告によれば、2016年1月~6月の被害報告数は、前年同期比で約7倍にまで膨れ上がっているという。

被害報告数は約7倍 - 急増しているランサムウェアとは

ランサムウェアは、感染したPC内のデータをロックや暗号化によって、PCを使用不能にする不正プログラム。従来の不正プログラムとは異なり、「復旧の代わりに金銭を要求する」という特徴を備えており、要求に応えない限り、PCを使用できない状況は解決しない。ランサムウェアによる被害は、ビジネスを進めるうえで大きな妨げになる。要求された金銭以上の損失を受けることもあるだろう。

攻撃対象のデータをPCに置かない「データレスPC」

ランサムウェアは多くの場合、電子メールに添付された不正ファイルを開封する、悪意をもつWebサイトへ移動させるリンクをクリックし、該当サイトを閲覧することで感染する。つまり、「ユーザーの不注意」が原因となるケースが多く完全な対策は難しい

PCのローカルHDDにデータが残らないため、データ保護とセキュリティ対策に有効

このような状況を打破すべく横河レンタ・リースが提案するのが、データレスPCを実現する「Flex Work Placeランサムウェア対策パッケージ」だ。

Flex Work Place Passage とHPE社のStoreOnceを組み合わせた同パッケージは、全データがファイルサーバおよびバックアップストレージへ保存され、PC内のローカルHDDにはデータが蓄積されない仕様となっている。バックアップストレージであるStoreOnceは仮想テープ化されているので、万が一クライアントPCやファイルサーバがランサムウェアに感染したとしてもStoreOnce 上のデータが感染する事は無く、ビジネスの停止を回避できる

クライアント環境にデータを保持しないという点で、同パッケージについてVDI(仮想デスクトップ)のような印象をもつ読者も多いだろう。その印象通り、同ソリューションはVDIと同水準のデータ保護とセキュリティ対策を実現する。さらに、VDIと比較して1/10 (※)というコストメリットを持ち、特有の技術習得も不要。導入の容易さは特筆すべきものがある。

(※) 横河レンタ・リース調べ

VDIとの比較表(横河レンタ・リース提供)。導入の容易さだけでなく、オフライン利用が可能といった利便性面でも強みを持つことがわかる

本稿よりダウンロードできるドキュメントでは、技術視点とビジネス観点から、Flex Work Placeランサムウェア対策パッケージの優位性を紹介する。

同パッケージは、ランサムウェアをはじめとした脅威への対策としてももちろん有効だが、企業のモバイルワーク推進にも大きく貢献するだろう。ランサムウェアへの対応策を検討している方だけでなく、VDIを検討している、既にVDIを利用中だが課題を抱えているといった企業担当者にも、ぜひご覧頂きたい。

(マイナビニュース広告企画 : 提供 横河レンタ・リース株式会社)

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