近年、ビジネスにおける競争はますます激しくなっている。市場や顧客に合わせて自社の体制を素早く変化させていかなければ、もはや生き残りは難しい。企業のITシステムにも柔軟でスピーディーな変化が求められるが、その際に障害となるのが、旧来のまま運用されているサーバー・ストレージ・スイッチからなる3階層モデルの仮想化ITインフラだ。3階層モデルは、下記の課題を抱えているためビジネスニーズに合わせたスムーズな取り組みが難しい。

①管理・運用負荷が高い
仮想化によってサーバー台数の絶対数は減ったものの、ハードウェアは依然残ったままになっている。そのため運用局面において作業負荷が高いという状況は変わっていない。各機器の管理・運用もばらばらのツールを使って行うことが前提となっているため、高度な管理スキルが要求される。

②リソースの将来予測が難しい
当初の予測よりも早くリソースを使い切ってしまう、あるいは5年経っても予測の半分しか使っていないなど、最適なリソース調達が難しい場合がある。

3階層モデルからなる仮想化ITインフラの課題

最近注目を浴びている「ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(以下、HCI)」なら、上記の課題を解決できるかもしれない。HCIとは、端的に言えばサーバーやストレージ、ネットワーク、仮想化ソフトウェア、管理ツールなどを一つのハードウェアに統合したものとなる。DIYで自分好みの家を一から建てるのではなく、ツーバイフォーなどの規格を使って効率的に住みやすい家を建てるようなもの、と言えばわかりやすいだろうか。短期間でのサービスイン、データセンター費用の削減、柔軟なスケーラビリティなどがメリットとなる。

HCIのメリット

HCIを選ぶべきかどうかはその企業のニーズによるが、たとえば以下のようなことで困っているのならば「Nutanix」を利用したITインフラの構築を勧める。

〇情報システム部の人数が少なく、少人数で高負荷の運用を強いられている
〇機器ごとの異なる保守期間や、増設時の調整が大変
〇リソース不足で増設を何度も繰り返している、もしくはリソース予測を大幅に下回っている機器がデータセンター内に複数存在する

HCIを選ぶべき企業の課題


Nutanix とDELL EMC XCファミリー

Nutanixはオンプレミスからパブリッククラウド、IoTに至るまで簡単に使えるITインフラであり、管理者の運用負荷を軽減できる機能やメリットが詰め込まれている「Enterprise Cloud OS」だ。「ITインフラに対して人員的なリソースはあまり割けない」が、「煩雑な運用をワンクリックでシンプルにしたい」のであれば強い味方になってくれるだろう。

また、Nutanix を導入する際は、Dell 社が展開するOEM「Dell EMC XCファミリー」を勧める。最大7年間の保守やCPU・メモリの豊富な選択肢、100V対応機器の多さといった、ベースモデルになっているPoweredgeサーバーの特長を備えている。加えて、HCI専用に開発された、ブート領域をHW RAIDによって保護するBOSS( Boot Optimized Storage Solution)や一次受けから日本国内のコールセンター(川崎、宮崎)でサポートする保守体制など、さまざまな要望に合わせて、Nutanixを最適なカタチで提供できる。

日本の代理店としてNutanixの取り扱いがNo.1(2018年にReseller of the Year,2019年にAPAC Partner of the yearを受賞)で、DELL EMC XCファミリーに関しても2018年度の取り扱いNo.1の実績を誇る日商エレクトロニクスも、上記の組み合わせを強く勧める。HCIの効果を十二分に引き出してくれるはずだ。

詳しくは、以下に記載したテプコシステムズ社の事例をぜひ参照いただきたい。また、本稿特別掲載している資料もダウンロードをお勧めする。HCIに興味を持っている方のみならず、企業のITインフラを改革したいすべての方にとってさらに有益な情報提供となるだろう。

テプコシステムズ社 事例 : 東京電力のグループでNutanixを採用 日商エレとの共同検証が決め手に

提供レポートのご案内

日商エレクトロニクスにおける
DELL XCファミリー実績

≪このガイドの主な内容≫

  • Nutanix製品における当社特徴と強み
  • 大規模プロジェクトの導入実績
  • 当社のDELL XCファミリーへの取り組み
  • 検証センターとNutanix検証機器を利用した支援
  • DELLEMC x 日商エレ ハイパーコンバージドソリューション

>> PDFのダウンロードはこちら

[PR]提供:日商エレクトロニクス