導入コストが低く、運用コストの削減や運用管理負荷の低減などが期待できることから、HCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー)の市場は急激に成長してきた。今後も年率44%超で成長し続けるという強気な将来予測が出ていたりするなど、HCIのメリットが徐々に浸透してきた感がある。その使われ方もVDI(デスクトップ仮想化)やアプリ開発環境が主だったのが、いまや業務アプリケーション、データベース、基幹系システムにまで及んできた。今後10年以内にはSANストレージの変わりに、HCIに代表されるハイパースケーラーが置き換わる予測もあるという。

とはいえ、実際にHCIの導入を考えたとき、3つの課題が浮かび上がる。1つめはサーバーの種類の制約だ。現行のHCI製品はハイパーバイザーごとに環境を構築する必要があり、サーバーハードウェアにも専用装置が求められることから、業務に応じて自由にインフラを整備しづらい。また、HCIが大規模になるほど性能が頭打ちになったり、アプリケーションが混在するとパフォーマンスが安定しなかったりする。

2つめの課題は、バックアップの仕組みを別システムで用意しなければならないことだ。HCIはスナップショットやレプリケーションなどの機能を標準搭載しておらず、別途バックアップソフトウェアやアプライアンス製品を組み合わせる必要に迫られる。

3つめの課題は、クラウド対応が不十分なことで、そのためクラウドへのデータ保管を前提としたハイブリッドクラウドを検討することになるが、これがシステムの複雑化を招いてしまう。

HCIの課題を克服する仕組みが市場に幅広く受け入れられる

こうした課題はコストや管理負荷の増大をともなうため、導入する環境によってはHCIのメリットをなかなか享受しにくいケースもあるだろう。やはり従来のHCIの限界を超える機能を備えた製品を検討したいところだ。

Datriumが提供する「Datrium DVX」は次世代型のHCIで、独自のアーキテクチャーを備えることにより、既存のHCIが持つ課題を克服した。まず、コア技術をすべてソフトウェアで実装しており、サーバーの種類の制約から解放されることになった。また、内蔵のSSDにすべてのデータをキャッシュとして格納するなどして、高いパフォーマンスを実現した。これにより「Datrium DVX」における読み書きは、従来のHCIと比較して10倍もの性能を発揮するという。また、データ保護の仕組みやクラウドバックアップの機能を備えることで、バックアップとクラウド対応の課題も解消した。

そんな「Datrium DVX」は、2016年の登場から2年足らずの製品だが、すでに300社を超える企業で採用されているとのことだ。HCIの真のメリットを引き出す製品として貴重な選択肢となる「Datrium DVX」について詳細な資料を用意したので、ぜひダウンロードしてご確認いただきたい。

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クラウドバックアップに標準対応したハイパフォーマンスHCI
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  • 急成長を続けるHCI市場見えてきた限界と今後求められる条件
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