Yellowfin Japan株式会社 東アジア事業責任者 林 勇吾 氏

Yellowfin Japan株式会社
東アジア事業責任者
林 勇吾 氏

市場にあるBIツールは、多くが、データを分析することに重きを置いた設計がされている。もちろん、膨大なデータから有効な洞察を得るうえで分析というのは、欠かすことのできない業務だ。ただ、データ活用の本義は、分析結果を踏まえた実行にある。分析とその先にある実行、この双方をシームレスに繋ぐことが、データ活用を成功に導くうえでは重要となる。

必然としてBIツールには、これを支援する仕組みが求められるのだが、具体的にどんな機能が必要になるのか。このほどYellowfin Japanで東アジアの事業責任者を務める林 勇吾氏に行ったインタビューでは、今述べた疑問に対するアンサーが述べられた。同インタビューの模様をまとめたレポートから、一部を抜粋してお届けしたい。

インタビューレポート
ダッシュボードのデザインがすべて? 分析したらそれで終わり?
BIツールは分析後の “実行のしやすさ” が重要
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実行力を向上させるのに必要な、2つの機能

実行力を向上させるのに必要なBIツールの機能とはどのようなものなのか。林氏はインタビューの中で、主要なものとして「(1)インサイト獲得の支援」「(2)業務システムとの連携」を挙げる。

(1)でいえば、たとえば、ある月の実績が前年比90%だったとする。この「減少の原因」をインサイト(洞察)として導き出そうとしたとき、そこには背景にある情報が必要だ。しかし、一般的なBIツールの場合、ダッシュボードには結果の数字しか可視化されない。このため、担当者は市況を調べるためにWebサイトをブラウジングしたり、セールスに関わる定性的な情報を得るためにSFAを覗いたりなど、ダッシュボード以外の情報ソースを行き来しなくてはならず、ここには明らかな “業務ロス” が存在する。

「これまでのようにBIツールで分析した結果を数値やグラフでダッシュボードに表示するだけでなく、その背景にある情報もストーリーとして伝えていくことが必要になるといえます。事実、ガートナーの調査によると、2025年までにBIツールユーザーの75%が、今述べたような使い方をしていくようになるとみています。」(林 氏)


分析と実行、双方の業務をシームレスにつなぐ

インサイトを得た後の「実行フェーズ」へとシームレスに業務をつなぐことも、これから先のBIツールには強く求められている。その肝になるのが、前述した(2)だ。

林氏はインタビューのなかで、顧客事例を交えてこう説明している。

「ある製造業では、勤怠システムで管理する情報を単に見える化するだけでなく、人事担当が離職リスク等の傾向のある社員を察知し、次のアクションに結びつけたいという要望がありました。そこでYellowfinのダッシュボードとコミュニケーションツール(Microsoft Teams)を連携させました。勤怠システムで残業時間など特定の数値の基準を超えた社員をクリックすると、その社員のデータを保持した状態で専用チャットルームにジャンプし、やり取りできるようにしています。」

この説明からわかるように、Yellowfinの製品は(2)に応える外部連携性を備えている。(1)についても、ダッシュボード上にあるデータについて、”なぜそうなったか” を知っている担当者がその理由や背景をブログ形式でわかりやすく周囲に伝えることのできる「ストーリー」という機能を搭載。以下のリンクにあるインタビューレポートでは、このYellowfin製品の詳細も交えながら、実行力を向上させるのに必要なBIツールの機能を解説している。データ活用に携わる方には、ぜひ手に取ってご覧をいただきたい。

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ダッシュボードのデザインがすべて? 分析したらそれで終わり?
BIツールは分析後の “実行のしやすさ” が重要
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