NTTレゾナントは7月18日、同社の提供するAI型ECサイト内検索ソリューション「goo Search Solution」が、日本トイザらスが運営する「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」に導入されたと発表した。

オリジナル商品やキャラクター商品、ベビー商品などを扱うトイザらス・ベビーザらス オンラインストアでは、商品検索の際、特にキャラクター商品では名称の入力ミスや略称があるために、ユーザーが求める検索結果にたどり着けないケースがあり、表記ゆれへの対応など、検索精度の向上が求められていた。

goo Search Solutionでは、NTTレゾナントが運営するポータルサイト「goo」が、検索ワードの表記ゆれを判別するために構築した独自の「表記ゆれ辞書」の提供に加えて、ユーザーの検索ログからAIが自動で表記ゆれ辞書を生成し、サイト独自の表記ゆれ辞書を構築/提供する。これにより、あいまいな入力や、サイト内でよくある誤入力でも、目的の商品を検索結果に表示することができるとしている。

「兎」や「ウサギ」で検索した際にも「うさぎ」だと判別し、特別な設定や登録をしなくても、適切な検索結果を表示できるという

また、「キーワードサジェスト」機能では、ユーザーの検索ログに基づき、検索窓に入力された文字に対してリアルタイムで関連するキーワードをサジェスト表示。取扱いのない商品は候補に表示せずに、検索結果にたどり着けるキーワードだけを適切に表示することで、商品の取扱いがないといった要因で検索結果が0件になってしまう「0件ヒット」を大幅に削減し、オンラインでのユーザーの快適な買い物をサポートするとしている。

キーワードサジェストのイメージ