マイナビニュースマイナビ

スマートでゆとりある顧客接点を創造―常陽銀行における新アプリを基点としたDXとは

[2021/08/25 09:00]齋藤公二 ブックマーク ブックマーク

2021年7月15日に開催された「TECH+ EXPO 2021 Summer for データ活用 イノベーションを創る」の特別講演に、常陽銀行 ダイレクト営業部 次長 丸岡政貴氏が登壇。「常陽銀行における新アプリを基点としたDXへの挑戦」と題して、常陽銀行が新たにリリースしたスマホアプリを中心とした同行のデータ活用とDXの取り組み事例を紹介した。

丸岡政貴氏

常陽銀行 ダイレクト営業部 次長 丸岡政貴氏

全国第2位の地銀フィナンシャルグループが目指すDXとデータ活用の姿

茨城県水戸市に本店を構え、めぶきフィナンシャルグループを構成する常陽銀行。銀行単体の預金量は地銀64行のうち第5位にあたり、2020年度には地銀フィナンシャルグループとして全国第2位となる総資産22兆円の金融グループに成長している(2021年3月末時点)。

常陽銀行では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を「デジタル技術によって、持続的成長が可能なビジネス構造へと変革・変容し、顧客に対して新たな価値や満足を提供できるようにすること。『常時オンライン化』した社会の中で、心地よい顧客体験を提供すること」と定義。それに向けてデータ活用の取り組みを推進している。

「データ活用は3つのステップに分けて説明しています。料理にたとえると、ステップ1は料理に必要な『材料の確保』です。データの量、種類をそろえ、入手ルートを確立し、鮮度のよい材料を鮮度のよいうちに使えるようにします。ステップ2は材料を『調理する』です。材料を加工、組み合わせられる形にし、レシピやコツ、経験を身につけます。器具の整備や人材確保も重要です。ステップ3は調理された料理を『提供する』です。どんなにおいしくても満腹なお客さまや嫌いな食べ物があるお客さまには食べてもらえません。タイミング、”個客”ごとの嗜好に応じた対応、見た目や価格などのマーケティング設計も必要です」(丸岡氏)

講演では、このうちのステップ1の取り組みについて、常陽銀行の新アプリ開発の取り組みを紹介した。丸岡氏は、銀行ビジネスの現状課題について、こう述べる。

「店頭で行われている取引は入出金や振込みなどの単純取引が主であり、受付後も後方事務に忙殺されているのが現状です。ビジネスの源泉である金融のプロとしての相談対応や提案、お客さまとの会話が広がるような取引にかける時間が作れないことが課題でした」(丸岡氏)

そこで取り組んだのが、アプリを銀行取引のメインチャネルにすることだ。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

もっと知りたい!こちらもオススメ

成果の上がるデータ活用にするために押さえるべき注意点と組織体制

成果の上がるデータ活用にするために押さえるべき注意点と組織体制

7月12、13日にオンライン開催された「ガートナー データ&アナリティクス サミット」では、ガートナー ジャパン ディレクター/アナリストの一志達也氏が登壇。データ活用を進めていく上で留意すべき点や有益な情報を提供するための考え方、IT部門に求められる役割について解説した。

関連リンク

この記事に興味を持ったら"いいね!"を Click
Facebook で TECH+ の人気記事をお届けします
注目の特集/連載
[解説動画] Googleアナリティクス分析&活用講座 - Webサイト改善の正しい考え方
Slackで始める新しいオフィス様式
Google Workspaceをビジネスで活用する
ニューノーマル時代のオウンドメディア戦略
ミッションステートメント
次世代YouTubeクリエイターの成長戦略
IoTでできることを見つけるための発想トレーニング
教えてカナコさん! これならわかるAI入門
AWSではじめる機械学習 ~サービスを知り、実装を学ぶ~
Kubernetes入門
SAFeでつくる「DXに強い組織」~企業の課題を解決する13のアプローチ~
マイクロサービス時代に活きるフレームワーク Spring WebFlux入門
AWSで作るマイクロサービス
マイナビニュース スペシャルセミナー 講演レポート/当日講演資料 まとめ
セキュリティアワード特設ページ

一覧はこちら

今注目のIT用語の意味を事典でチェック!

一覧はこちら

会員登録(無料)

ページの先頭に戻る