ブラジリアンワックスの効果や頻度は？　メリットとデメリットも解説！

「ブラジリアンワックス」という言葉は聞いたことはあるけど、実際にどのような脱毛方法なのか詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。

今回は、「ブラジリアンワックスの効果は？」「どのくらいの頻度でするの？」「そもそもブラジリアンワックスって何？」など、ブラジリアンワックスについてさまざまな視点から解説していきます。

メリット・デメリットもご紹介しますので、ブラジリアンワックスに興味のある人はぜひ参考にしてください。

ブラジリアンワックスとは？

ブラジリアンワックスとは、粘着性のあるワックス剤を使ってVIO（アンダーヘア）を脱毛する方法のことです。

ブラジリアンワックスに使用されるワックスは、大きく分けて「ストリップ（ソフト）ワックス」と「フィルム（ハード）ワックス」の2種類。

「ストリップワックス」を使用する場合は、脱毛したい箇所に対し毛の流れに沿ってワックスを薄く塗ってからシートを貼り、塗った方向とは逆方向に、肌に沿って一気にはがすことで毛根から脱毛します。

「フィルムワックス」を使用する場合は、上からシートは貼らずに固まったワックスをそのままはがします。

ブラジリアンワックスはサロンで施術を受けるか、ワックス脱毛キットを購入して自宅で脱毛することも可能です。

ブラジリアンワックスの効果

ブラジリアンワックスで得られる主な効果は以下の3点です。

・ムレや臭いの軽減
→VIO脱毛をすると毛がなくなることでムレを予防できます。そして雑菌が繁殖しにくくなり、臭いの軽減につながります。

ただし、これはブラジリアンワックスで脱毛したからではなく、医療脱毛やサロン脱毛でVIO脱毛をした場合にも同様の効果が得られます。

・うぶ毛も脱毛
→ワックスは細くて柔らかいうぶ毛にもしっかり絡むため、正しい方法で行えばうぶ毛もまとめて脱毛することができます。

デリケートゾーンは太いしっかりした毛が生えているため、うぶ毛も脱毛できるほどの効果を望む人は少ないかもしれませんが、うぶ毛でも脱毛できるくらいしっかりと効果を得られるのはうれしいですね。

・角質ケア
→肌表面にある古い角質も取れるため、ゴワゴワしている肌を触り心地の良い肌へと導きます。

効果の持続期間

ブラジリアンワックスの脱毛効果は、個人差もありますが、約2～3週間といわれています。

ブラジリアンワックスは毛根から脱毛すると前述しましたが、これはあくまで毛が抜けているだけで、毛根を破壊しているわけではありません。

そのため、脱毛効果は一時的なものであり、ツルツルの状態が続くのは約2～3週間とされています。

ブラジリアンワックスの頻度

ブラジリアンワックスをする頻度は、約1カ月～1カ月半に1回といわれています。

効果の持続期間である約10日～14日（2週間）を過ぎると、少しずつ毛が生えてきます。そのため、毛が生え出したらすぐに脱毛したい人は少なくないかもしれませんが、ブラジリアンワックスで再び効果を得るには、1cm以上の毛の長さが有効です。

それくらいの長さになるには、約1カ月～1カ月半かかると考えられます。

ブラジリアンワックスのメリット・デメリット

ここからは、ブラジリアンワックスのメリット・デメリットについて確認していきます。

メリット

ブラジリアンワックスの主なメリットは以下の4点です。

・すぐに効果を実感できる
・再び毛が生えてくる
・生理中でも施術可能（※条件あり）
・うぶ毛も脱毛して角質ケアもできる

すぐに効果を実感できる

ブラジリアンワックスは、ワックスをはがすとすぐに脱毛効果を実感することができるのが大きなメリット。

医療脱毛やサロン脱毛では、施術をした日に生えていた毛が抜け落ちるまで約2～3週間かかるといわれています。そのため、「この日までにキレイにしておきたい！」と期限がある場合、その日に合わせて2～3週間以上前に施術を受けておく必要があります。

その点、ブラジリアンワックスなら抜け落ちるまで待つ期間がないので安心。しかも毛抜きのように1本1本ではなく、広範囲の毛を一気に脱毛できるところも魅力です。

再び毛が生えてくる

前述の通り、ブラジリアンワックスの効果は10日～14日（2週間）程度のため、ツルツルになった肌は持続せずに再び毛が生えてきます。

せっかく脱毛したのにまた毛が生えてくるのはデメリットに思われがちですが、デリケートゾーンの毛を全て脱毛するハイジニーナに抵抗のある人にとっては、一時的な効果をもたらすのでうれしくなる人もいるでしょう。

「水着を着る時期だけ脱毛しておいて、それ以外の期間は生やしておく」というように、調整している人もいるようですよ。

生理中でも施術可能（※条件あり）

ブラジリアンワックスは、生理中でも具合が悪くない状態かつ、タンポンを装着すれば施術が可能です。

一方、ほとんどの医療脱毛クリニックや脱毛サロンでは安全面や衛生面を考慮して、生理中はデリケートゾーン（VIO）の施術を行っていません。

「生理周期に乱れがある人」にとっては、生理中でも施術可能なところは魅力ですね！

ただし、生理期間はホルモンバランスが乱れているため肌が敏感になっています。普段よりも痛みを強く感じたり、ワックス剤の温度が高く感じたりする可能性が高いため、もし予定をずらせるのであれば生理期間ではない日に受けるのが良いでしょう。

うぶ毛も脱毛して角質ケアもできる

ブラジリアンワックスの効果でもご紹介しましたが、ワックスは細くて柔らかいうぶ毛にもしっかり絡むため、正しい方法で行えばうぶ毛もまとめて脱毛することができます。

また、ムダ毛だけでなく肌表面にある古い角質も取れるため、ゴワゴワしている肌でも触り心地の良い肌へと導きます。

デメリット

一方で、多くのメリットがある反面、デメリットも存在します。ブラジリアンワックスが気になっている人は、デメリットも確認した上で検討してみてください。

・永久脱毛ではない
・痛みが強い
・1cm程の長さが必要
・肌トラブルが起こりやすい

永久脱毛ではない

「再び毛が生えてくる」ことをメリットとしてご紹介しましたが、デリケートゾーンを常にムダ毛のない状態にしたい人にとっては、10日～14日（2週間）程度で再び毛が生えてくることはデメリットと感じるでしょう。

痛みが強い

ワックスやシートをはがす際には、強い痛みを感じることがあります。

痛みの感じ方は人それぞれですので、全く平気な人もいれば我慢できないという人もいるかもしれません。痛みに敏感な人は、施術時の痛みが一番少ないといわれているサロン脱毛がおすすめです。

1cm程の長さが必要

次回のブラジリアンワックスをするためには、できれば1cm以上の毛の長さが必要です。

ブラジリアンワックスでの手入れのみの場合、常に毛のない状態でいることはできません。

「この日は水着を着るのでツルツルにしておく！」というような日がある場合は、その日に向けていったん伸ばして脱毛できる状態にしておきましょう。

毎回、調整するのが煩わしい人は、医療脱毛やサロン脱毛で施術を受けることを検討してみるのも良いかもしれませんね。

肌トラブルが起こりやすい

ブラジリアンワックスをした後には、肌がヒリヒリする、赤みが出る、毛穴から細菌が入って炎症を起こすなどの肌トラブルが起こることがあります。

また、毛を抜いたことによって開いた毛穴に汚れがたまってふさがると、新しく生えてくる毛が外に出ることができず「埋没毛」になってしまいます。

サロンでブラジリアンワックスを受ける場合は、施術後の注意点を確認しておきましょう。特に自宅で行う人は、注意事項の確認を忘れないでください。

なお、海や温泉などのリゾートへ行くためにブラジリアンワックスをする予定の人は、直後は染みる恐れもあるため、前日や当日には行わず、予定の3～4日前には終わらせておくことをおすすめします。

ブラジリアンワックスをサロン脱毛・医療脱毛と比較

ブラジリアンワックス・サロン脱毛・医療脱毛それぞれの特徴を表にまとめました。

脱毛方法	特徴
ブラジリアンワックス	・ワックスによる脱毛・1回あたりの施術料金は一番安い・効果の持続日数は約2～3週間・強い痛みを伴うことがある・資格は不要（ワックスを購入してセルフ脱毛も可能）・セルフケアの場合、肌トラブル時は自分でクリニックを受診する
サロン脱毛	・光脱毛によって施術・1回あたりの施術料金は医療脱毛よりも安い・ツルツル肌で脱毛完了までの目安は18回以上・成長を遅らせることにより減毛が期待できる・医療脱毛と比べて痛みは少ない・施術者に資格は不要・万が一の肌トラブル時のためにクリニックと提携しているサロンが多い
医療脱毛	・医療レーザー脱毛機器によって施術・1回あたりの施術料金は高い・ツルツル肌で脱毛完了までの目安は10回以上・永久的な脱毛効果が期待できる・部位によっては施術時の痛みが強い・看護師が施術を担当・万が一の肌トラブル時には医師による診察が可能