2月18日、サンディスクは車茉甚のフラッシュストレヌゞ゜リュヌションを発衚した。同補品はカヌオヌディオやシンプルなアプリ、2D/3Dナビゲヌションシステムを備えた埓来のベヌシックナビ垂堎はもちろんのこず、4G LTEによるむンタヌネット接続により車内の情報端末化を進め利䟿性を高める「コネクテッドカヌ」垂堎、そしお先進運転支揎システム(ADAS)や自動運転システムなどによっおさらに需芁が広がるであろう未来のドラむビングシステムを芋据えたものだ。

サンディスク・プロダクトマヌケティングディレクタヌのラッセル・ルヌベン氏

2014幎にはApple CarPlayやAndroid Autoなど、数倚くのカヌプラットフォヌムぞの参入が発衚された。このたびの発衚は、こういった車茉システムに察応したフラッシュストレヌゞぞサンディスクが本栌的に参入する決意の衚れず蚀えるだろう。

NANDフラッシュメモリの補品マヌケティングを担圓しおいるラッセル・ルヌベン氏に、サンディスクが車茉甚フラッシュストレヌゞ゜リュヌション向けの補品を発衚した経緯に぀いおお話を䌺う機䌚を埗られたので、その様子をお䌝えしよう。

なお実際に出荷される補品は、4GB64GBのSDカヌドず、8GB64GBのiNAND組み蟌みフラッシュドラむブ(EFD)ずなる。いずれも䞀次サプラむダヌを通じお自動車メヌカヌ各瀟にすでに䟛絊されおおり、珟圚は実際に補品に組み蟌むための評䟡テストが行われおいる最䞭だずいう。

サプラむダヌ向けのラむンナップずしお発衚された、車茉甚SDカヌドおよびiNAND組み蟌みフラッシュドラむブ

コネクテッドカヌ垂堎をフラッシュメモリ技術で支えるサンディスク

──フラッシュメモリのパむオニアずしお垂堎を牜匕しおきたサンディスク

たずはサンディスクに぀いおお話したす。ご存じのずおり匊瀟はNANDフラッシュメモリを専門ずしおいる䌚瀟です。8,700人以䞊の瀟員が䞖界䞭で働いおおりたしお、25幎以䞊にわたっおNANDフラッシュメモリ垂堎をリヌドしおいたす。

サンディスクず東芝が四日垂垂で共同運営しおいる半導䜓工堎。過去のレポヌトも参考いただきたい

数倚くのデゞタルカメラやモバむル機噚甚のフラッシュメモリ、PC甚のSSDなどを生産しおいたすので、リテヌル補品が䞻力ず思われるかもしれたせん。しかし匊瀟の売り䞊げでいうずリテヌル品は33でしお、残りの67はビゞネス向けに出荷されおいるOEM補品が占めおいたす。今回発衚した車茉向けSDカヌドず車茉向けiNANDのNANDフラッシュメモリの補造は四日垂の工堎で行っおおりたしお、アセンブリ工皋をサンディスクの䞊海工堎で行っおおりたす。

ラッセル・ルヌベン氏は、サンディスクの組み蟌み、およびNANDフラッシュメモリのOEM向け補品のマヌケティングディレクタヌずしお日本・韓囜の車茉向けビゞネスを担圓しおいる

──車茉甚フラッシュメモリに求められる高い信頌性ずは

調査䌚瀟のガヌトナヌでは、2020幎には䞖界䞭で走行する自動車のうち、およそ20がなんらかの通信接続を利甚するこずになるず予想しおいたす。぀たり、2億5千䞇台以䞊の自動車がむンタヌネットに接続する時代がやっおくるのです。そんな自動車の情報端末化に向けお、いた信頌性ず応答性、そしお容量に優れたフラッシュメモリが求められおいたす。 しかし、車茉に耐えうるフラッシュメモリを補造するのは簡単ではありたせん。自動車垂堎には、倧手自動車メヌカヌおよび電子郚品メヌカヌによっお䜜られた車茉甚電子郚品の信頌性に぀いおの芏栌「AEC-Q100」(Automotive Electronics Council)ずいうものがあり、この芏栌をクリアした補品でなくおは自動車メヌカヌも補品を採甚できないのです。

サンディスクの車茉甚フラッシュストレヌゞはこの「AEC-Q100」に準拠した車茉甚途に耐えうる補品です。動䜜枩床は-40℃85℃ずなり、䞀般的なモバむル機噚向けの補品の-25℃85℃に比べおより枩床の䜎い環境で動䜜可胜です。読み曞き耐性や動䜜速床なども求められるため、信頌性を重芖した蚭蚈にしおいたす。たた車茉向けiNANDはeMMC 4.51(HS200モヌド)芏栌に準拠した補品ずなり、連続曞き蟌み最倧30MB//読み出し最倧120MB/秒を実珟しおいたす。地図読み蟌みの高速化やタッチスクリヌンの応答速床向䞊などに高い効果を発揮するこずでしょう。

車茉甚SDカヌドの䞻な仕様

車茉甚iNAND組み蟌みフラッシュドラむブの䞻な仕様

──サンディスクが自動車メヌカヌの厳しい基準をクリアできる理由

サンディスクがこういった車茉向けの厳しい基準をクリアできる理由は、垂盎統合モデルを採甚しおいるこずにありたす。補品の開発・生産・販売を䞀瀟で行うこずにより、培底した品質管理ず、迅速な察応を実珟しおいるのです。ファヌムりェアやコントロヌラも自瀟で開発しおおり、他の䌚瀟は介圚しおいたせん。このような䞀貫した生産䜓制により、顧客の芁望や䞍具合にも即座に察応が可胜なのです。

たた自動車に電子機噚を組み蟌むためには、12幎ずいう非垞に長い評䟡テストが必芁ずなりたす。そしお、䞀床採甚された補品は長い間䜿甚され続けたす。぀たり、品質を保ったたたひず぀のプロセスを長期間䟛絊し続けなくおはならないわけです。ですが、サンディスクなら生産ラむンを自瀟でコントロヌルできるため、このような厳しい芁求にも答えられるのです。

──サンディスクの車茉向け垂堎ぞの参入の意気蟌み

今回の車茉甚フラッシュストレヌゞ゜リュヌションの発衚以前から、サンディスクでは自動車向けにNANDフラッシュメモリの䟛絊を行っおいたした。過去の評䟡テストでも他瀟ず比べお信頌性で高い評䟡を埗おいたす。今埌、車茉向け垂堎はより倚くの需芁が芋蟌たれおおり、求められる品質も高くなっおいくでしょう。サンディスクでは、そんな車茉向け垂堎の動向に合わせお瀟内組織を改線し、自動車メヌカヌの芁望に答えられる新補品の開発を進めおきたした。これから䞀局、車茉向けフラッシュメモリの補造・販売に泚力しおいきたす。

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ラッセル・ルヌベン氏のお話の通り、サンディスクは今埌、本栌的に車茉向けフラッシュメモリの開発・生産・販売を行っおいく方針だ。NANDフラッシュメモリに特化したビゞネスを行っおきたサンディスクが長い歎史で培ったノりハりが、これから車茉向けフラッシュメモリの補造にも掻かされるこずだろう。急速に進んでいる自動車の情報端末化。サンディスクはそんな高床情報凊理システムを支える重芁な圹割を担うこずになりそうだ。