本連載は本日から16日まで連続でお届けする。読者諸氏にはぜひお付き合いいただきたい。

先日Canary版Microsoft Edge(以下、Edge)の不調により、Dev版Edgeで急場をしのいだのだが、どうやら新たにEdgeをインストールすると、必ずミニ検索窓「Edgeバー」が有効になるようだ。

  • Edgeバーは「…」→「閉じる」と順にクリック/タップすれば閉じるのだが……

上図の手順でEdgeバーを閉じることは可能ながらも、あまりにも煩雑である。そこでポリシー設定を使用し、Edgeバーの実行を抑制しよう。

  • 「Win」+「X」キー→「A」キーと順に押すか、スタートを右クリック/長押しし、「Windowsターミナル(管理者)」をクリック/タップする

  • プロンプトに下記内容をコピー&ペーストして実行する

reg add "HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge" /v WebWidgetAllowed /t REG_DWORD /d 0 /f
  • Edgeのアドレスバーに「edge://restart/」と入力し、「Enter」キーを押してEdgeを再起動する

レジストリキーからも分かるように、本設定は組織が大量のクライアントPCを管理するために用意されたものだが、Homeエディションでも利用可能だ。また、値名からEdgeバーはWebウィジェットの一種であることも理解できる。

  • メニューから呼び出す「Edgeバーを起動」がグレーアウトした

ちなみにCanary版Edgeは日本時間8月2日にバージョン105.0.1337.0へ更新し、一連のトラブルは解消された。