「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。 |
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「Windowsへようこそ」はEdgeで表示するアレのこと?
第61回で紹介したように、Windowsスポットライトを利用する際、スタート画面(もしくはロック画面)にTipsなどを表示する機能を備えている。
紹介当時のWindows 10 バージョン1511(November update)は、「設定」の「パーソナル設定/ロック画面」に設定項目を用意していたが、改めて確認したところ、Windows 10 バージョン1703(Creators Update)では異なる場所に移動した。
現在は「システム/通知とアクション」にまとめられ、設定名も「Windowsを使用するためのヒントやおすすめの方法を取得」に変更されていた。厳密にはWindows 10 バージョン1607(Anniversary Update)以降の変化である。
気になるのは、その下にある「Windows 10 新機能とおすすめを確認するために、更新の後と、サインイン時にときどき、[Windowsへようこそ]の情報を表示する」だ。こちらはWindows 10 バージョン1703から新たに加わった設定項目である。
設定を変更すると、レジストリ情報が変わるようだ。参考までに、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ContentDeliveryManagerキーに並ぶ、DWORD値「SubscribedContent-310093Enabled」のデータが変化する。
この辺りはMicrosoftが説明していないため、推測の域を超えないが、Windows 10 バージョン1703へ更新してサインインすると、Microsoft Edgeが起動した。これが、「[Windowsへようこそ]の情報」のようだ。
つまり、「Windowsを使用するためのヒントやおすすめの方法を取得」「Windows 10 新機能とおすすめを確認するために、更新の後と、サインイン時にときどき、[Windowsへようこそ]の情報を表示する」と、いずれのスイッチもオフに切り替えることで、不要な情報は表示されなくなる。
阿久津良和(Cactus)