スイスの時計ブランド「タグ・ホイヤー」から、ブランドを象徴するタイムピースの1つ「カレラ」の新作が登場した。価格は83万6,000円。
タグ・ホイヤーのカレラは1963年に生まれ、現代にいたるまで進化と継承を続けている。新作の「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ(CBS2216.BA0041)」は、1960年代後半の「7753SN」が着想元となった。
7753SNはシルバーダイヤルに黒のサブダイヤルを配置した、いわゆる「パンダ」デザイン。これを現代風に再解釈、洗練したとし、タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフではサンレイブラッシュ仕上げシルバーダイヤルの3時位置と9時位置にアジュール仕上げのブラックサブダイヤルを配置した。
ハイコントラストで視認性に優れたパンダデザインと合わせて、レッドのラッカー塗装を施したサブダイヤル針がコントラストをさらに高め、一目で分かる明確さを確保したとしている。カレラの中核をなすこだわりは視認性だ。
風防は1970年代のカレラを思わせるサファイアクリスタルのドーム型ボックスで、ダイヤル外周とケース間のタキメーターへとシームレスにつながるように再デザイン。やはり高コントラストのブラックを用いたタキメーター部分はカーブを描き、広い視野角と時計の美しさが際立つ。
ムーブメントは自動巻き機械式クロノグラフムーブメントのキャリバー「TH20-00」。クロノグラフとして、1/4計、30分計、12時間計を装備。約80時間のロングパワーリザーブを実現している。シースルーのケースバックからは、TH20-00の動きを確認できる。
- ケース・ブレスレット素材:ステンレススチール
- ケースサイズ:39mm
- 風防:ドーム型サファイアクリスタル
- 防水性能:10気圧