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27 時計の沼にハマりたい!

デイトナだったらイエローゴールド! 金が高騰中の今こそ再注目したい金の腕時計

FEB. 27, 2026 11:30
Text : 室井大和
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田中貴金属工業によると、2024年2月に1グラム1万円を突破した24金の小売価格は2025年12月に2万5,000円を超えました。わずか2年足らずで、実に2.5倍に高騰しています。こうなると、「金の腕時計」は資産としても魅力的に思えてきますよね。今回はオススメの金時計3本を選んでみました。

ロレックスから選ぶなら?

まずは、腕時計の王者・ロレックスのクロノグラフ「オイスターパーペチュアル コスモグラフ デイトナ」を取り上げます。通称「デイトナ」です

  • ロレックス「コスモグラフ デイトナ イエローゴールド Ref.126508」

    ロレックスのデイトナは素材を問わず、腕時計界の全ての取り引き相場の中心にあるといっていい大人気モデル。ケースやブレスレットまでゴールドが使われているいわゆる「金無垢モデル」は、デイトナの中でも別格の存在です

この連載で取り上げてきた珠玉の腕時計たちの写真はこちらに集めました

デイトナの中でも、イエローゴールドを使用したモデルの存在感は別格。定価は780万6,700円、本体重量は実測で約220gです。ムーブメントなど、ゴールドではない素材を除くと、ゴールドだけで190~200gくらいになると思われます。

仮に執筆時点での金相場1グラム=2万8,800円で計算してみますと、デイトナには「金」としてだけでも547万2,000~575万円くらいの価値があることになります。

緑色の文字盤ともなると、2次流通市場では1,500万円ほどで取り引きされている金無垢のデイトナ。つまり、ゴールドの価値に加えて1,000万円くらいは時計としての価値が乗る計算です。

  • ロレックス「コスモグラフ デイトナ エバーローズゴールド Ref.126505」

    赤みの強いエバーローズゴールドを採用したモデルもラインアップ。こちらの定価はイエローゴールドよりも高い836万3,300円です。2次流通市場では1,000万円弱で取り引きされているので、買うならイエローゴールドの方がいいかも?

時計の価値が大幅に上乗せされているモデルはレアで、入手困難なことがほとんど。時計としての価値は、今後も上昇していく可能性が高いといえます。そういったモデルを持っておけば、たとえ売却することになったとしても、損をする可能性はかなり抑えられるはず。特別なモデルだと資産形成さえできてしまいます。

もちろん、時計の価値が暴落する可能性は否定できませんが、もし定価で買えるなら大きく損することはなく、むしろ、かなり得する可能性がある1本といえるでしょう。

  • ロレックス「コスモグラフ デイトナ イエローゴールド Ref.126518LN」

    ブレスレットがゴールドではなくラバーバンドのモデルもあります。日常使いにはこちらのほうがオススメかも

質感で選ぶなら?

次にご紹介するのは、ジャガー・ルクルトの角形時計の傑作「レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド」です。本モデルのケースとブレスレットには、ピンクゴールドが存分に使われています。

  • ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド」

    ピンクゴールドをふんだんに使用した「レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド」。2025年に発表されたときは大きな話題となりました

特筆すべきはピンクゴールド製のミラネーゼブレス。16m以上のゴールドの金属糸を編み込んでいるというから驚きです。触った感触はザラザラしているのかと思いきや、とても滑らかでつやつや。ブレスレットの厚みは薄く仕上げられていて、装着感がいいのも特長のひとつです。

  • ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド」

    角形時計の傑作レベルソは1931年に登場。今年で95周年を迎えます。腕時計界の中でもトップクラスのロングセラーモデルです

そのほかにも、50もの部品から構成される7.56mmという薄型のケース、グレイン仕上げのダイヤルが上質かつクラシックなゴールドウォッチの雰囲気を醸し出しています。ブレスレットをつなぐバックルも同じ素材で作られていて、ゴールドという素材をとことん楽しみたいのであれば買って損はない1本です。価格は690万8,000円。

  • ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド」

    レベルソのほとんどは革ベルトとの組み合わせ。ゴールドの金属糸を編み込んだミラネーゼブレスは芸術の域に達しています

タイムリーなテーマで選ぶなら?

最後にご紹介するのはオメガ「シーマスター 37mm ムーンシャインゴールド」です。本モデルは、つい先日閉幕した「ミラノ・コルティナ・オリンピック」に向けて作られた腕時計。ムーンシャインゴールドで仕上げられた1本です。

  • オメガ「シーマスター 37mm ムーンシャインゴールド」

    オリンピックとの親和性が高いオメガだからこそ登場したともいえる1本。クラシックな意匠とは裏腹に現代的なスペックを搭載しています

ムーンシャインゴールドとは、2019年にオメガが独自に配合した18Kイエローゴールド合金です。シルバーや銅、パラジウムなどが配合され、退色しにくく、ゴールドの輝きが長続きする素材といわれています。

ケースサイズは37mmで文字盤には真っ白なグランフーエナメルが使われています。グランフーエナメルとは、1,000度前後の高温で焼き上げる技法で仕上げたエナメル素材のこと。ラッカーや塗装と違い、乳白色で退色しないのが特徴です。

  • オメガ「シーマスター 37mm ムーンシャインゴールド」

    実際に試着したときに一番印象的だったのが、グランフーエナメルを採用した文字盤。他社のホワイト文字盤とは異なり、乳白色で柔らかい印象がありました

一見するとビンテージウォッチのような印象を受けますが、1万5,000ガウスもの耐磁性を誇るマスタークロノメーター認定を取得。10気圧(100m)防水性も備え、機能面ではビンテージを遥かに上回る高性能を実現しています。

裏蓋には「ミラノ・コルティナ 2026」を記念した特別なメダリオンの刻印が。長くオリンピックの計時に携わってきたオメガならではの特別な1本になっています。価格は306万9,000円。

  • オメガ「シーマスター 37mm ムーンシャインゴールド」

    裏蓋がムーブメントを鑑賞できるシースルーバックではなく、オリンピックのメダリオンというのも特別なモデルであることを表しています

金相場のニュースは頻繁に目にするものの、日常生活で取り入れるとなると指輪や腕時計くらいしかなく、実際に現物に触れる機会はそう多くありません。

ゴールドを使った腕時計は資産価値の高さだけでなく、素材そのものの質感を楽しむのにぴったりのアイテムです。


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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