そろそろ来月の予定を入れる機会も出てくる時期になりました。来年のスケジュール帳はiPhoneでいけそうですか? 今回はカレンダーアプリの中にある複数のカレンダーの管理についてご紹介します。

デフォルトカレンダーを設定する

iPhoneのカレンダーにGmailアカウントを同期させたのに、書き込んだイベントが反映されない、ということはありませんか? そんな時は、"別のカレンダー"に書き込んでしまったのかも。

iPhoneのカレンダーアプリは「自宅」「職場」など、系統を分けて複数のスケジュールを登録し、表示することができるようになっています。Gmailのカレンダーを同期した場合、iPhone本体とは別の系統として読みこまれます。この系統をカレンダーの中の「カレンダー」と言います。

複数の「カレンダー」を管理できる

Gmailのカレンダーを同期させ、PCなどから共通で見たい場合は、イベントの追加先にGmailのカレンダーを指定する必要があります。

「イベントを追加」画面で「カレンダー」から保存先カレンダーを選択

メインで使う系統を「デフォルトカレンダー」に指定しておくと便利です。

「設定」の「メール/連絡先/カレンダー」を開く

下へスクロールし、「デフォルトカレンダー」をタップ

メインで使うカレンダーを選択

それぞれのカレンダーは、個別に表示/非表示を切り替えたり、他のユーザーと共有することも可能です。

カレンダーの画面下にある「カレンダー」を選択

チェックで画面上の表示/非表示を切り替え

「i」を選択

「個人を追加」でユーザーを選択して「追加」をタップ

メール宛に招待状が届きます

ちょっと便利な小技

最後に、イベントを作成する時にちょっと便利な小技をご紹介します。

メールからイベントを登録

受信したメールに日時が記載されていると、自動的にリンクになり、タップすると簡単にイベントを作成できます。

メールの中にある日付(青い文字になっている)をタップし、「イベントを作成」を選択

自動的に日時が入力され、メールの件名がイベント名に

時間設定のドラムを5分単位に

イベントの時間で「分」を設定するのに、ドラムが長すぎて面倒! と思ったら、ドラムをダブルタップ。数字が5分単位に変わり、選択が楽になります。

「ドラムをダブルタップで5分単位に。もう一度タップで戻ります