4月10日は「フォントの日」。説明するのも野暮ですが、4と10で「フォン(4)ト(10)」と読む語呂合わせです。
実は単なるダジャレではなく、フォントベンダーでもあるソフト会社のアドビが日本記念日協会に申請し、2017年に登録された正式な記念日なんです。
そんなフォントの日をお祝いすべく、アドビ公式Twitterアカウント(@creativecloudjp)で展開されている「フォント感クイズ」とマイナビニュースがコラボ! 普段何気なく見ているロゴのフォント(書体)に関するクイズと、そのフォントを選ぶに至ったストーリーをお届けします。
「マイナビ」のロゴに使われているフォントは?
第2問は、マイナビニュースの運営元である株式会社マイナビのロゴ。使われているフォントは以下のどれでしょう?
- ロダン Pro EB
- UD新ゴ B
- マイナビフォント
答えは決まりましたか? 正解は下にスクロールしてください!
正解は…………
3番のマイナビフォントでした! ロゴのリニューアルにあたって、フォントもいちから作ったそうです。
このフォントに決めた経緯を、マイナビの広報担当者に聞きました。
ロゴの開発ストーリーは?
今回のロゴを制作したきっかけは、2011年10月に行った社名の変更です。デザイン案は100点以上考え、その中でも一番初めに出た案に決定しました。
デザインしていた当時は、社名がアルファベットかカタカナか、それすらも決まっていませんでした。最終的にカタカナになりましたが、読みやすく視認性が高い点や、老若男女の誰が見ても「マイナビ」だとすぐ分かる表記であることを優先して決定しました。
今のフォントを選んだ理由は?
フォントはオリジナルで開発しました。2011年10月の社名変更の前は、「マイナビ」という名称をサービス名として展開していたため、今より細く、もっと軽い印象を与えるフォントでした。
社名変更のタイミングで、会社ロゴになる「マイナビ」に相応しい安心感や信頼感を与えるために、わずかに太くし、角を少し丸く調整しました。さらに、マイナビブランドが持つ親しみやすさを表現するために、文字全体をふっくらとした形にして、全体のまとまり感や流れを演出できるように「マ」「イ」「ナ」「ビ」の繋がりなどを工夫しています。