見て美しく、使って便利な電動ペッパーミル「ELIS」

「PEUGEOT(プジョー)」の名を聞くと、おそらく9割以上の人が雄雄しいライオンのエンブレムの自動車をイメージするのではないだろうか? あるいは、近年のブームの影響もあり、自転車という方もいるかもしれない。でも、本日紹介するのは、キッチン用品の「電動ペッパーミル」。実は、自動車や自転車よりもずっと歴史は古いのだ。

簡単にプジョーの歴史に触れておこう。1810年、プジョー家の兄弟、ジャン=ピエールとジャン=フレデリックが帯鋼とバネの製造を開始。1812年、製造を開始した鋸がその品質と低価格により高い評価を受け、その後、鋸の本格的な製造が始まる。1850年には、鋸の刃にライオンのシンボルマークが刻印され、各種道具類、キッチン用品の品質を象徴するマークとなる。そして、1855年には、おもに食料品店で、まとまった量のコーヒー、砂糖などを挽くのに使われた「鋳鉄製ミル」を、1874年には、最初のテーブルペッパーミルの「Z型」を発表するに至る。この型は、最も普及している形式であり、今も製造され続けている。ちなみに、自転車、自動車の登場はこれ以降で、1882年に最初の大型自転車を生産、1889年のパリ万博に3輪蒸気自動車を出品している。

黒いボタンを押すと、ペッパーが挽かれると同時に、料理を明るく照らす

それでは、磨き上げられたステンレスボディが美しい電動ペッパーミル「PEUGEOT ELIS(エリス)」について見ていくことにしよう。キッチンに置いて、これだけの存在感を放つアイテムもそうはないだろう。実際に手にとってみると、適度な重さもいい。大きな黒いボタンを押すと、ペッパーをグラインドする音が静かに響き出す。その際に、料理を明るく照射する機能がついているのもうれしい。つい入れすぎて料理を台無しにしてしまう心配も不要だ。ちなみに、ペッパーをすりつぶす歯の鉄の部分はさびに強く、鋭利で長期間の使用に耐えられるように、独自の技術が施されている。これこそが、長年の歴史を誇る、プジョーならではの技術なのだ。

ペッパーを入れる部分はアクリルなので残量がひと目でわかる。また、その下の目盛りを合わせることで、6段階の好みの細かさで挽くことができる

料理を愛するすべての男性、女性に使って欲しい電動ペッパーミル「ELIS」。親しい友人へのギフトとしても、粋な逸品として喜ばれることは間違いないだろう。

存在感を放ちつつも、シンプルなので、置く場所を選ばないデザイン

hive cafe

今回の撮影場所は、飯田橋駅から程近い「hive cafe」。駅から近いにもかかわらず、大通りからは少し入っているので、落ち着いた雰囲気。店内をのぞくと、友達とのおしゃべりを楽しむ人、読書に耽る人など、各人が思い思いの時間を過ごしているのが印象に残る。こちらのおすすめは、朝夕の2回、「BOULANGERIE A」から運ばれてくるパン。もちもちとしたおいしいパンが、ランチ時にはおかわり自由になるのもうれしい。充実のランチメニューは、煮込みハンバーグや日替わりスープ、日替わり丼など。夜は、エビスビールやカクテルなどとともに、前菜やパスタなども楽しめる。その他、店内をギャラリースペースとしてアーティストに開放したり、ジャズのイベントを開催したりと、カルチャーの発信基地としての役割も果たしている
住所:東京都千代田区飯田橋4-7-4 飯田橋グランプラス1F
営業時間:11:00~23:00 (L.O. 22:30)
定休日:日曜日(月曜日の祝祭日は連休)