ダークパターン対策協会は1月21日、消費者を欺くWebデザイン「ダークパターン」の対策として設けた「NDD(Non-Deceptive Design)認定制度」において、フォーラムエイトが第1号の認定取得企業となったと発表した。企業のWebサイト設計の誠実性を第三者が認定する制度は国内初。信頼性の高いデジタル環境の整備につなげる狙いがある。
2025年10月の認定制度運用開始後、初の認定
NDD認定制度は、ユーザーが本来望まない選択をするよう誤認させたり誘導したりするUI/UX設計手法である「ダークパターン」を排除した、誠実なWebサイトを審査・認定し、「NDD認定マーク」を付与する制度。ユーザーが安心してWebサービスを利用するための判断材料を提供するとともに、企業にとっては自社の信頼性を可視化する指標となるという。
NDD認定制度の第1号として認定を受けたフォーラムエイトは、土木建築設計用ソフトウェアをはじめ、VR・AI技術を活用したDXソリューションを国内外で展開している。同社はインターネット黎明期から自社Webサイトを事業活動に活用し、ISOをはじめとする各種認証取得にも積極的に取り組んできた。こうした姿勢の延長として、ユーザーに誤解や不利益を与えないWeb設計を重視し、今回のNDD認定取得に至ったとしている。
同社の伊藤裕二代表取締役社長は「NDD認定を知った際、当社のWebサイト運営においてユーザーに安心感を与えられる取り組みであれば、できるだけ早く取得すべきだと判断しました。誠実な設計姿勢を社外に示すとともに、信頼できる情報発信のあり方を考えるうえでも、NDD認定は重要な指標になると考えています」とコメントしている。
同協会は今後、NDD認定制度を通じて、事業者による誠実なWeb設計の普及を促すとともに、消費者が安心してデジタルサービスを利用できる環境づくりを進めていくとしている。


