米NVIDIAは1月5日(現地時間)、同社グラフィックス向けに展開している描画支援機能「NVIDIA DLSS」における最新バージョン「NVIDIA DLSS 4.5」を発表した。開発者はゲームに導入することも可能だが、ユーザー側でNVIDIA Appから一部の機能を有効化して使うこともできる。
NVIDIAは、RTX 50シリーズことNVIDIA Blackwellアーキテクチャの展開と同時に現行最新バージョン「NVIDIA DLSS 4」を提供してきた。今回この最新バージョンとして「NVIDIA DLSS 4.5」の展開が明らかにされたというもの。Transformerモデルが第2世代へと刷新された点が最大の特徴で、これによって最も基本的な機能である超解像機能の品質をさらに改善。フレームペーシング機能を強化したことでフレーム生成機能の上限設定を4倍から6倍に引き上げ、パストレーシングを有効化したまま240Hzモニターの真価を発揮させられるとしている。
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DLSS 4.5発表。より大きなデータセットで訓練した新モデルを導入し、FP8を用いた第2世代Transformerモデルを組み合わせる
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すでにケチのつけようがなかったDLSS 4から超解像機能における品質をさらに改善
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ゴーストを低減してクリアな画質に
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アンチエイリアスも強化してよりくっきりした
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フレーム生成機能は6倍まで上限突破。240Hzモニターのパワーを発揮できる
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目標フレームレートを指定しつつ、適当な量の生成フレームを最大6倍まで差し込むダイナミックフレーム生成機能も発表
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これによってフレーム生成機能を必要な分だけ適切に活用できる
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パストレーシングが有効でも240Hzを超えられるように
このきわめて強力なDLSS 4.5機能の大半は、NVIDIA Appを経由してゲーム内の設定をオーバーライドすることが可能だ。ドライバ側に第2世代Transformerモデルを持たせていることで、ゲーム内にDLSSを有効化させる設定さえあればRTX 20~50の幅広い世代で利用可能(使える機能は世代による)。
なお、ダイナミックフレーム生成機能は内蔵する専用のハードウェアが独自にフレームペーシングを行うことで実現しているため、RTX 50のみが利用可能。今年春のうちに使えるようになるという。

