近年は年始の挨拶をメールやSMSで済ませるケースも多くなり、それに伴って年賀状をやりとりしなくなる、いわゆる年賀状じまいも増えている。
年賀状じまいの文面を印刷したハガキが年賀状と並んで販売されていたり、さらに既存の年賀状に年賀状じまいの文言を押すスタンプも登場するなど、関連市場でマーケットが形成されつつある印象だ。
こうした年賀状じまいはこれまで年賀状の印刷を請け負ってきた事業者にとっては痛しかゆしであり、二の足を踏んでいるケースも多いようだが、一方でテンプレートやイラストなど年賀状じまいのフリー素材の提供は、比較的活発に行われている。
今回は、こうした年賀状じまいに役立つ無料テンプレートやイラスト素材を配布しているサイトの中から、おススメとなる5つのサイトと、番外編となる1つのサイトを紹介する。
なお年賀状じまいには、翌年以降の年賀状のやりとりを遠慮することを年賀状に添えて伝えるパターンと、翌春以降の年賀状を見合わせることを年末に単独で案内するパターンの2通りがあり、後者については12月の早い時期が発送のリミットとなる。今回紹介するテンプレートはこの両者が混在しているので、利用期日については注意してほしい。
オンラインでの編集も可能な「テンプレートBANK」
「テンプレートBANK」は、ダウンロードして使えるテンプレートのほか、オンラインで編集可能なWebアプリを提供している。点数は十数点と少なめ。ファイル形式は画像のほか、Word形式を用意しているのは珍しい。
利用には無料会員登録が必要。このほか同サイトの関連記事では、年賀状じまいのための例文とテンプレートも紹介している。
テンプレートや単体イラストを提供「イラストAC」
「イラストAC」は、そのまま使えるテンプレートのほか、単体イラストも提供。「年賀状じまい」の検索ワードでは約650件がヒットするが、なかには無関係なものにタグ付けされている例も散見されるので注意。
ファイル形式はJPEG、PNG、AIなど。ダウンロードにはアカウント作成が必須で、無料ダウンロード会員では1日あたりの検索やダウンロード数に制限がある。
LINEアカウント紐づけでテンプレートが使える「イラストボックス」
「イラストボックス」は、そのまま使えるテンプレートを提供。点数は170点ほどだが、前年以前の年号が入っているものも含まれているので注意したい。
ファイル形式はJPEG、PNGやEPSなど。利用にはLINEと紐づけてのダウンロードキーの取得もしくはイラスト利用会員の無料登録が必要で、無料コースのダウンロード数は1日3件に制限される。
そのまま使えるテンプレート素材を提供「素材ラボ」
「素材ラボ」は、そのまま使えるテンプレートを提供している。キーワード検索「年賀状じまい」でヒットする点数は約80点で、そのうち約3分の2が2026年用、残りは前年以前の内容。
ファイル形式はJPEGやPNGなどの画像で、利用には無料会員登録が必要、かつ1日あたりのダウンロード回数制限があるほか、20文字以上のお礼メッセージを書き込む必要がある。
約20種類のテキストの文例を提供「おたより本舗」
「おたより本舗」は、今回紹介する中では唯一、テキストの文例のみを「お役立ちコンテンツ」として提供している。ハガキのデザインではなく年賀状じまいの文面だけを必要としている場合に最適。
文例は20件ちょっとで「時代の流れ」「ライフスタイルの見直し」「高齢のため」など理由もさまざま。会員登録不要でそのままコピペするだけで利用できる。
年賀状じまいをしないことを意思表示「郵便年賀.jp」
年賀状のテンプレート検索を提供している「郵便年賀.jp」は、運営元が郵便局ということもあって年賀状じまいを推進するわけにはいかず、今後も年賀状のやり取りを行うことを宣言する「年賀状じまいしません」のテンプレートを提供している。点数は十数点ほど、ファイル形式はPNG。会員登録は不要でダウンロードできる。





