10月21日に発表された「第22回日本e-Learning大賞」(日本オンライン教育産業協会主催)いおいて、カシオ計算機の数式自動採点エンジン「ClassPad Scoring」が厚生労働大臣賞を受賞した。同賞におけるカシオ計算機の受賞は今回で4度目となる。
CBT化が難しい数学の回答入力・自動採点を行うツール
「日本e-Learning大賞」は、国内外におけるeラーニングの革新的な技術やコンテンツ、活用事例といった応募作品の中から特に優れたものを選出するアワードで、日本e-Learning大賞のほか、経済産業大臣賞/総務大臣賞/文部科学大臣賞/厚生労働大臣賞などが授与される。
今回受賞となった「ClassPad Scoring」は、世界100カ国以上で展開する関数電卓技術を応用し、数学のテストやeラーニングで用いられる回答入力ツールおよび数式自動採点エンジンとして開発されたもの。
文部科学省による全国学力・学習状況調査に導入されるなど、世界的にCBT(ComputerBased Testing)の普及が進んでいる。数学は多様な記号やグラフなど多くの表記が必要なためにCBT化のハードルが高い科目で、採点においても複数の解法が存在し、それらを洗い出し登録することが出題者にとって大きな負担となる。
「ClassPad Scoring」を利用すれば、入力ツールと自動採点エンジンを利用することで、関数電卓と同様の操作感で数式を入力でき、出題者は解答を自動で採点できる。採点では別解の登録が不要なうえ、約分されていない場合や同類項がまとめられていない場合なども判定可能だ。誤答の理由も分析でき、より深い学習評価を実現するとしている。


