今回はビックカメラ有楽町店を訪ね、電動アシスト自転車の売れ筋を取材しました。
ジャンル全体で安定した人気があるなかで、同店ではとりわけ子ども乗せタイプの需要が目立っているといいます。同店の自転車コーナー主任の春日孝太氏は「とにかくパワーを求めるのではなく、座り心地や安全性、電気制御による快適さも重視される傾向がありますね。タイヤの仕様で乗り心地も変わってくるので、いくつか試乗して選ばれる方もたくさんいらっしゃいます」といいます。
子ども乗せから普段使い、通勤通学用にスポーツ目的など、あらゆる自転車に電動機が付く現在、どんなモデルが人気を得ているのか。「電動アシスト自転車の比較ポイント×3」を踏まえて、1位から順に追っていきましょう。
<電動アシスト自転車の比較ポイント×3>
- バッテリーの容量は用途によって線引きしたい。軽い用途なら8Ah以上、毎日使うなら12Ah以上がベター
- 駐輪時やアクシデント時も考え、全体重量の確認も忘れずに。軽さを追求するなら20kg前後から探せる
- タイヤの径や太さ、フレームなどで乗り心地は大きく変わる。試乗してしっくりくるものを見つけよう
※本文と写真で掲載している価格は、2025年9月9日14:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見てください。
第1位:Combiコラボで快適&安全な「ギュット・クルームR・EX」
一番人気に挙げられたのは、パナソニックの子ども乗せタイプ「ギュット・クルームR・EX」です。ベビー用品やチャイルドシートを手がけるCombiとコラボしたシリーズで、バッテリー容量は16.0Ah、本体重量は31.7kgとなります。取材時の価格は193,000円でした。
「チャイルドシートが快適で安全性も高いと評判のモデルです。これからお子様が幼稚園や保育園に入るというタイミングで買われる方が多いのですが、その後にチャイルドシートを外して普段使いにするという流れもあります。バッテリーは大容量ですし、電子キーなどの便利さもあって、長く付き合うことを想定して選ばれているのかなと思います」
第2位:通勤や配達ワークに人気の「TB1e」
続く2位は、ブリヂストンのスポーツ向けシリーズ「TB1e」です。バッテリー容量は14.3Ahで、重量は22.5kg。取材時の価格は169,800円でした。
「通勤用に選ばれる定番で、配達ワークに使うために指名買いされることも多いシリーズです。エコモードなら1回の充電で200km、オートモードでも105km走れるということで、長距離を移動する方に好まれています」
第3位:乗り降りしやすくてリーズナブルな「ビビ・MX」
3位には、ショッピングモデルと称されるパナソニック「ビビ・MX」がランクイン。12.0Ahのバッテリーを備え、重量は24インチタイプで26.6kg、26インチタイプで27.3kgとなります。26インチタイプの価格は134,390円でした。
「スカートでも乗りやすいデザインで、前カゴも大きい作りなので、主婦の方に非常に人気があります。オプションで前後どちらかにチャイルドシートが装着できますが、最初から一人で使う目的で選ばれる方が多い印象です」
第4位:小さくて太いタイヤが好まれる「グリッター」
4位もパナソニックの製品が入りました。スポーツ&ファッションモデルの「グリッター」で、取材時の価格は137,000円でした。12.0Ahのバッテリーを備え、重量は24.6kgとなります。
「タイヤが20インチと小さめながら、太くて厚いので安定した走行が可能です。価格や用途が近いところにある3位の『ビビ・MX』と乗り心地を比較する方は多いですね」
第5位:22.8kgの軽さが評価されている「エナシスコンパクト」
5位は、自転車専門店あさひの「エナシスコンパクト」です。20インチタイヤを採用し、重量は22.8kgとなります。10.3Ahのバッテリーを搭載しており、取材時の価格は135,300円でした。
「電動機付きながら軽いのが特徴ですね。立体駐輪場に停めるときや、アシストを使わない場面でも扱いやすいということで好まれています。どちらかといえば女性の人気が優勢ですね」
はみ出し情報・・・空気入れも電動タイプが人気
最近は、空気入れも電動タイプが注目を集めているそうです。同店のカウンター脇にも、6,000円弱から9,000円弱の間で買える複数の製品が置かれていました。
「空気圧を指定して適切に空気が入れられますし、力を必要としないのが受けていますね。自転車のチューブだけでなく、ボールや浮き輪などにも使えるので、一家に一台という感じで買われることがよくあります」








