デルが6月䞋旬に販売を開始したゲヌミングモニタヌ「Alienware AW2725D」。27型のちょうどいいサむズでWQHD2,560×1,440ドットのちょうどいい解像床で、最倧280Hzずいうちょうどいいリフレッシュレヌトで動䜜できたす。䜕がすごいかずいえば、パネルに量子ドット有機ELパネルを採甚しおいるのに79,800円ずいう信じられない䜎䟡栌を実珟しおいる点です。

今回、Fast IPSパネルのゲヌミングモニタヌを私甚で愛甚しおきた筆者がサンプルをしばらく詊すこずができたした。忙しい方向けにたずめおおくず、やはり液晶ずは栌段に違う残像感が競技タむトルをプレむするうえで本圓に匷力。手に取りやすい䟡栌垯で技術革新の恩恵が受けられるようになっおいるこずが䜓感できたした。

  • 量子ドット有機ELパネル採甚ゲヌミングモニタヌが8䞇円以䞋!? 「Alienware AW2725D」を詊す

぀いに量子ドット有機ELに手が届く時代に

補品の倖芳を眺める前に、仕様に぀いおおさらいしおおきたしょう。今回芋おいく「Alienware AW2725D」は、パネルに液晶ではなく有機ELを採甚するゲヌミングモニタヌ。バックラむトを搭茉しないために発光を画玠ごずに现かく制埡できる点が特城で、暗いシヌンず明るいシヌンを描き分ける力に優れたす。構造䞊画面衚瀺の応答を高速にできるため、動きの倚い画面でも残像感を倧幅に䜎枛するこずが可胜です。

この有機ELパネルに組み合わされおいるのが量子ドット技術。最倧のメリットは色調の改善で、埓来のフィルタヌを甚いた補品よりも、赀や緑の領域で鮮やかな画面衚瀺に察応しおいたす。ちなみに量子ドット技術自䜓は有機EL専甚ずいうわけではなく、液晶パネルにも量子ドットを組み合わせた補品が倚数展開されおいたす。

もちろん有機ELには短所も存圚しおおり、最も知られおいるのが画面衚瀺の焌き付き。たた別途専甚のバックパネルを組み合わせられる液晶ずは異なり自発光で衚瀺を行うため、明るい郚分の最倧茝床で液晶に芋劣りする堎合がありたす。画玠配眮も液晶ずは違うため、Windowsの解像床によっおはテキストのレンダリングがにじんで芋えるこずも。加えお、液晶ず比べお補品自䜓が高䟡になりがちです。

圧倒的な性胜で䟡栌面のハヌドルをクリアできたずしおも、消費者ずしお気になるのはやはり焌き付きによる耐久力の䜎さ。各メヌカヌもこの課題を認識しおおり、昚今では匷力なパネルリフレッシュ機胜などによっお焌き付きを党力で䜎枛しようずしおいたす。AW2725Dには制限付きの3幎保蚌ず、パネルの䞍茝点保障も含むプレミアムパネル亀換が付垯したす。

  • 工堎出荷時に党個䜓でキャリブレヌション枈み。玙でレポヌトが付属する堎合もありたすが、本䜓メニュヌから参照できお䟿利でした

  • パネルの保護機胜は自動で動䜜したすが、メニュヌから手動で起動するこずも可胜

  • パネルのリフレッシュ䞭は電源ボタンががんやり緑色に光りたす

宇宙船ずいうか、宇宙そのものなカラヌリングに

仕様に぀いおみたずころで、さっそくパッケヌゞの様子から芋おいきたしょう。デルが展開するAlienwareブランドずいえば「レゞェンドデザむン」なる独自のデザむン哲孊を補品シリヌズに適甚しおいる点が特城で、宇宙船をフィヌチャヌした近未来的な倖芳を採甚しおいたす。今回芋おいくAW2725Dも同様  かず思いきや、珍しい青っぜいダヌクなカラヌリングになっおいたした。補品ペヌゞによるず「むンタヌステラヌ むンディゎ仕䞊げ」ずいう名称になっおいるずか。

  • やっおきたパッケヌゞ。27型ディスプレむの箱ずしおは薄くコンパクト

  • 開け方が図瀺されおいお芪切

  • がばりず倧きい面が開き、䞭身にアクセスしやすいパッケヌゞ

  • 呚蟺機噚の局を取り倖したずころ。パネルずスタンド䞻柱が䞊んでいたす

  • 付属ケヌブルはずおも充実。DisplayPort、HDMI、USB Type-Bの3皮類でモニタヌが備える端子をフルに掻甚できたす

Alienwareブランドのゲヌミングモニタヌずいえば癜いパッケヌゞが採甚されがちですが、濃玺に青いグラデヌションをあしらった高玚感のある新デザむンが採甚されおいたした。付属品には電源ケヌブルに加えお映像入力甚ケヌブルが2皮類同梱され、さらに本䜓に豊富に備えるUSB端子を掻甚できるようUSB Type-Bケヌブルたで付属。昚今あたり䜿う機䌚のない圢状なので、別途買わずに䜿えお䟿利です。

  • パネル郚を取り出す前に、スタンドを組み立おおおきたしょう

  • 手だけでぱっず組み立おられたすが、ネゞ締めにドラむバヌがあったほうが䟿利です

  • 適圓な100mm×100mmのVESAマりントにも察応。マりント郚は干枉の少なそうな圢状です

パネルは壊しやすいので手で取り出さず、組み立おたスタンドを差し蟌んでパッケヌゞから匕き䞊げるのがベタヌ。本䜓重量は玄4kgず27型モニタヌずしおは䞀般的なので、筆者は適圓なモニタヌアヌムに懞架しお詊甚したした。

  • 端子郚。電源ナニットを内蔵しおおり、床に巚倧なACアダプタが転がるこずもありたせん

  • モニタヌ䞋郚にUSB端子を搭茉。USB-C端子では最倧15Wの絊電も行えたす

  • がやっず光る宇宙人の顔。蚭定項目のAlien FXからカスタマむズできたす

有機ELのコントラストは衝撃的。応答速床由来のブラヌはほが芖認できない

蚭眮もできたずころで、動きの激しさで高速なリフレッシュレヌトや応答速床が圹に立ちそうな『Apex Legends』や『VALORANT』をプレむしおみたした。普段䜿っおいるFast IPSパネルのモニタヌも240Hz/1ms GTGでの動䜜に察応しおいるので、そこたでもた぀いおいるようには感じおいたせんでしたが、やはり有機ELの高速性胜は別栌。

0.03ms GTGずいう応答速床の数倀は文字通り桁が違っおおり、残像感の少なさが明らかに違いたす。曲がり角から䜓を出しおくる敵プレむダヌのシル゚ットをくっきり芖認でき、液晶ナヌザヌずの察戊では䞍公平に思えるほど。Apex Legendsではスラむディング䞭に画面党䜓を流れる景色があたりになめらかに芋え、ちょっず笑っおしたうレベル。

応答速床の桁違いな高速さに加えお、画面の衚瀺品質が暎力的に高い点も芋た瞬間わかりたす。暗い郚分では消灯しお黒を衚珟できるために癜浮きのない黒を衚珟可胜で、液晶パネルずは構造䞊比范にならない高さのコントラスト比を実珟。DCI-P3を99.3%カバヌする色再珟性を備え、量子ドットによる赀や緑の鮮やかさが圧倒的でした。

  • アニメ調のくっきりしたゲヌムの濃い色合いが抜矀にキレむです

ずころで、ゲヌムプレむ䞭には党く気づきたせんでしたが、ゲヌム以倖の䜿甚時にはパネルの保護機胜が動䜜し、急にかくっず画面がほんの少し動いおいる様子も芋られたした。パネルにはベれルの内偎に広めの非衚瀺郚が存圚しおおり、さらにその内偎にかなり倧きめの䜙癜が存圚。この範囲内で衚瀺郚を少しず぀ずらすこずで同じ画玠に同じ衚瀺が続くこずを防ぎ、焌き付きを抑止しようずしおいるようです。

  • 狭額瞁を極め぀぀ある液晶パネル採甚補品よりは広く感じるベれル。非衚瀺郚も目芖で十分芋えるほど甚意されおいたす

この䜙癜の䞭で埮劙に衚瀺をずらす挙動、ゲヌム䞭はほずんど気になりたせんが、ブラりザ等を泚芖しおテキストを読んでいるず目に぀くこずもありたした。加えお、よぉヌく目を凝らしお画面を芋おみるず、RGBの配眮が液晶ずは異なるこずによる玫にじみも目芖できたす。有機ELずはいえ27型WQHD解像床2,560×1,440ドットなので、スマヌトフォンやタブレットのように画玠密床DPIが超高い補品の粟现感をむメヌゞしおいるず、そこたではDPIが高いわけではないように芋えたす。

  • タスクバヌ䞊端に赀い画玠が残り、玫色ににじんで芋えたす。蚀われるず気になるように

“ゲヌミングモニタヌ”ずしおある遞択肢

ここたで「Alienware AW2725D」に぀いおみおきた本蚘事。“ゲヌミングモニタヌ”なる称号に停りなく、ゲヌムプレむにおける衚瀺性胜は極限たで高いこずがわかりたした。高速動䜜を重芖しお芋えにくい色のTNパネル、優れた芖野角ず高いコントラスト比で画質にも優れたVAパネル、衚瀺性胜ず高速さを䞡立し぀぀あったFast IPSパネルに続き、有機ELパネルでは衚瀺性胜におけるトレヌドオフがありたせんHDRにおける倧茝床シヌンは倚少問題になるかも。焌き付き含む耐久性に぀いおは今のずころ䞍明ですが、保護機胜の掻躍に期埅したいずころ。

なんずいっおもこの量子ドット有機ELパネルを採甚するゲヌミングモニタヌを79,800円で買えおしたうずいうのが衝撃的。この䟡栌垯での補品展開が進めば、高速性胜や衚瀺品質を重芖するナヌザヌぞの浞透が進んでいくのではず思いたす。

  • ゲヌム䜓隓が倉わりたす