JCOM株式会社(J:COM)は6月18日、松竹株式会社が取得予定だったBS松竹東急株式会社の全株式を取得して完全子会社化することで合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。
6月30日の放送終了予定が一転
J:COMによる子会社化後、7月1日付でBS松竹東急株式会社は商号をJCOM BS株式会社に変更する。あわせて、同社が提供する「BS松竹東急」チャンネルは、7月1日以降チャンネル名を「J:COM BS」に変更し、放送を継続する。JCOM BS株式会社の代表取締役社長には、J:COM株式会社 上席執行役員の齊藤裕弘氏が就任する。
「BS松竹東急」チャンネルは、提供会社であるBS松竹東急株式会社の主要株主である松竹グループがBS放送事業から撤退する方針を打ち出したため、6月30日いっぱいでの放送を終了することが発表されていた。今回のJ:COMによる同社の完全子会社化・7月以降の放送継続は、この方針が一転しての決定となる。