AMD Radeonシリーズ搭載グラフィックスカードを展開するSapphire Technology Japanが、公式X(旧Twitter)アカウント上で同社製品の最新シリーズにおける注意喚起を行っている。「Radeon RX 9070 XT / 9070」の一部製品にスポンジが取り付けられており、外すべきものとそうでないものがあるようだ。

  • Sapphire製「Radeon RX 9070 XT / 9070」に装着されている“スポンジ”は取り扱いに要注意 画像はアスクから

Sapphire Technology Japan製、「AMD Radeon RX 9070 XT / 9070」製品の後端にスポンジが取り付けられている。スルーホールのヒートシンクとバックプレートに若干空間があるようで、輸送中などの不慮の接触で破損しないよう保護されているようだ。このスポンジは側面にシールで「IMPORTANT, Remove the foam before installation.」と注意書きが付されており、組み込む前にスポンジを取り除くよう案内がある。取り外さないとエアフローが阻害されてしまい、意図した温度で動作しないかもしれない。

一方、NITRO+ RX9070、9070XTなどには穴の開いた薄いスポンジが備え付けられている場合があり、こちらでははがさないで使うように案内が行われている。これはカード後端に電源コネクタを配置しているために、鋭利なヒートシンクとデリケートな電源ケーブルが接触しないように保護する目的があるようだ。

やや複雑だが、外せ(Remove)と書いてあるもののみ取り外せばよいとみられる。不明な場合はアスクまで問い合わせるよう案内されている。