Core Ultra対応のハイエンドMini-ITX

ASUSの「ROG Strix Z890-I Gaming WIFI」は、Intel Z890チップセットを搭載するMini-ITXマザーボード。SATAポートやUSB2.0ヘッダを増設できるアドオンカード「ROG FPS」や、DAC内蔵の外部デバイス「ROG Strix Hive II」などが付属し、小型ながら拡張性は高い。デュアルThunderbolt 4や、Intel 2.5GbEなども備える。価格は85,000円前後。

  • 今週の秋葉原情報 - Core Ultra向けMini-ITXマザーが2モデル発売、約9万円の超高級キーボードも

    ASUSの「ROG Strix Z890-I Gaming WIFI」。基板上にはM.2スロット×2を搭載

  • アドオンカード「ROG FPS」が右下に見える。Mini-ITXでもI/Oは充実している

ホワイト基板採用のMini-ITXマザーも

MSIの「MPG Z890I Edge TI WIFI」も、Intel Z890チップセットのMini-ITXマザーボードだ。14層のサーバーグレードPCBを採用。付属の「5-in-1 Xpander」カードにより、M.2スロット、SATAポート、USBポートの拡張が可能だ。基板やヒートシンクが白いデザインも特徴といえる。ネットワークは、Intel Killer 5GbEを搭載。価格は73,000円前後だ。

  • MSIの「MPG Z890I Edge TI WIFI」。右端が5-in-1 Xpander用のスロットだ

  • Mini-ITXながら、背面I/Oは充実。Thunderbolt 4、5GbE、HDMIなどを備える

シンプルで使いやすいメモリとM.2 SSD

ドスパラセレクトから、RGBメモリとM.2 NVMe SSDが新発売。RGBメモリは、DDR5/DDR4、ブラック/ホワイトをラインナップ、M.2 NVMe SSDは500GB/1TB/2TBで、白いヒートシンクが特徴的だ。どちらもデザインはシンプルで、様々なシステムに合わせやすいだろう。ドスパラでの価格は、RGBメモリが6,580円から、M.2 NVMe SSDが6,200円~15,980円。

・製品ページ
https://www.dospara.co.jp/contents/dospara-select-memory-ssd.html

  • ドスパラセレクトのRGBメモリ。DDR4-3200またはDDR5-6000の2枚セットだ

  • M.2 NVMe SSDはGen4対応で、データ転送速度は最大3,500MB/sとなる

最高3,200rpm対応のハイパワーファン

Antecの「Nova 120」は、最高3,200rpmに対応したハイパワーPWMファンだ。LCP樹脂を採用しており、ブレードとフレームの隙間はわずか0.5mm。静圧は最大6.56mmH20、風量は最大95.32CFMという、高い冷却性能を実現している。付属のファンコンにより、速度は3段階で切り替え可能。カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は3,500円前後だ。

  • Antecの「Nova 120」。最近の高性能ファンでは定番のLCP樹脂を採用した

  • フレームの形状がユニークだ。共振を抑え、静音化に効果があるという

GPU重視のモードを備えたPlatinum電源

ASUSの「ROG Strix Platinum」は、高効率なGaN MOSFETを採用したという80 PLUS Platinum電源。独自の電圧センサー機能「GPU-FIRST」を搭載しており、グラフィックスカードに供給する電圧の安定性が最大45%向上するという。容量は850W/1000W/1200Wの3モデルで、価格は41,500円前後~52,000円前後。10年の長期保証が付属する。

  • ASUSの「ROG Strix Platinum」。PCIe 5.0に対応するフルモジュラー電源だ

  • 右端の紫色のコネクタを接続すると、「GPU-FIRST」機能が有効になる仕組み

デュアルチャンバーのピラーレスケース

ASUSの「TUF Gaming GT502 Horizon」は、ミドルタワーケース「GT502」の上位モデル。サイズ等のスペックはそのままに、新たにピラーレス仕様になっており、内部のPCパーツをより良く見せることができる。電源やケーブルを隠せるデュアルチャンバー構造を採用。カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は30,000円前後だ。

  • ASUSの「TUF Gaming GT502 Horizon」。ピラーレス以外の部分は従来と同じだ

  • 上部には最大30kgまで対応するハンドルを備える。システムのまま運びやすい

高級部材で性能を追求したキーボードとマウス

ASUSの「ROG Azoth Extreme」は、高級感のあるアルミ合金製ケースを採用した75%サイズのゲーミングキーボード。内部のポジショニングプレートはカーボンファイバー製で、心地よい打鍵感を実現しつつ、振動を抑えたという。ガスケットマウント設計により、打鍵感の調整も可能だ。接続は3種類に対応する。価格は90,000円前後。

  • ASUSの「ROG Azoth Extreme」。スイッチは「ROG NX」で、US配列のモデルだ

  • 右上には有機ELタッチスクリーンを搭載。各種情報の表示や設定が可能だ

また「ROG Harpe Ace Extreme」は、重量わずか47gという超軽量ゲーミングマウス。カーボンファイバー製のシェルを採用したことで、高い強度を維持しつつ、この軽量化を実現したという。42,000dpiの光学センサー「ROG AimPoint Pro」を搭載。ゴリラガラスのマウスソールなど、付属品も豪華だ。価格は46,000円前後。

  • こちらは「ROG Harpe Ace Extreme」。カーボンファイバー製とは豪勢な…

  • 接続は、USB2.0/Bluetooth/2.4GHzに対応。2mのケーブルが付属する