シャープは11月7日、自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の新ライン、withシリーズとして1.6L容量の「KN-MN16H」を発表した。自動かき混ぜ機能を省き、代わりに調理中に具材をかき混ぜるタイミングやコツをアドバイスする「まぜナビ」機能を搭載している。
発売日は11月21日で、価格はオープン。量販店のオンライン販売価格は38,500円前後の見込み。
「ホットクック」は、食材に含まれる水分を活用する無水調理が可能な自動調理鍋。自動かき混ぜ機能を搭載した現行のproシリーズに加え、今回新たに自動かき混ぜ機能をなくし、代わりに具材をかき混ぜるタイミングを知らせるwithシリーズが登場した。
調理では、温度と蒸気のダブルセンサーにより鍋の中の温度や食材から出る蒸気を細かく確認。自動で加熱を調整し、かき混ぜ不要の調理メニューはほったらかしで調理できる。食材は冷蔵・常温に加え、冷凍にも対応。蒸気を逃しにくい構造と内蓋のドリップ構造により、食材の水分を活用した無水調理が行える。
新たに搭載した、調理中に具材をかき混ぜるタイミングやコツをアドバイスする「まぜナビ」機能は、本体画面に表示されたアドバイスに沿って食材をかき混ぜることで、よりよい仕上がりが楽しめるもの。メニューの中にはかき混ぜることでよりおいしく仕上がるものがあり、調理の進行に合わせ、具材をかき混ぜる適切なタイミングをお知らせ音で通知する。
お手入れが必要なパーツは内蓋・つゆ受け・蒸気口カバーの3点。手軽に取り外せて食洗機での洗浄に対応する。
対応メニューは「煮物」「炒め物」「カレー」「シチュー」「スープ」「ゆで物」「めん類」「ごはん類」「2段調理」「発酵」「低温調理」「お菓子」など100種類。
最大予約設定時間は15時間(ごはん類は12時間)で、最大12時間の保温や、温め直し機能も用意する。調理容量は1.6L、満水容量は3.4L。
本体サイズは316×308×221mm、重さは約3.9kg。掲載メニュー数は100(自動90、手動10)。消費電力は600W。メニュー名などを表示する画面サイズは3インチ。