富士フイルムは8月16日、参加型写真展「“PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展2024」を8月17日から開催すると発表した。開催場所と日時は以下の通りで、名古屋での開催は2019年以来5年ぶりとなる。
- 東京会場:東京ミッドタウン(8月17日~8月21日)
- 名古屋会場:ナディアパーク(8月23日~8月25日)
- 大阪会場:グランフロント大阪(9月13日~9月16日)
- オンライン展示サイト:“PHOTO IS”公式Webサイト(9月17日~12月25日)
富士フイルムは、出展者全員の作品を“写真に込められた想い”とともに展示する参加型写真展を2006年にスタート。前身の「“PHOTO IS”10,000人の写真展」から数えて、今年は18回目の開催となる。4月から作品募集を行い、応募総数は28,674点。会場では、応募作品の展示、写真家や著名人によるトークショー、instax“チェキ”やデジタルカメラなどのタッチ&トライコーナーなどを設けている。
展示部門
今年は「あなたを笑顔にする瞬間」を写した作品を展示する「笑顔になる瞬間(とき)」部門を新設し、「お気に入りの1枚」部門、「見せたい!わたしのイチオシ!」部門、「インスタグラム」部門とあわせて合計4部門で作品を展示する。テーマの「想いをつなぐ」に準じ、来場者が共感した作品に対する感想や想いを記した「絆メッセージ」を出展者に向けて投函できる「絆ポスト」も各会場に設置した。
出展者向け特別企画「心に響いた100選」では、専用台紙および公式Webサイトで応募した作品から、著名人や写真家(計10名)が10点ずつ計100作品を選出し展示。これに選者10名の作品を加えた合計110作品を、写真愛好家向けWebメタバース「House of Photography in Metaverse」でも展示する。
ほかにも、各企業との共同企画で募集した作品の展示も行う。共同企画の企業と作品テーマは以下の通り。
- アニコム損害保険:「おいちぃいちまい」
- インプレス(GANREF):「心に残る風景」
- KDDI:「おもいでの〇〇 ~私にとってかけがえのない瞬間~」
- スポティファイジャパン:「Music Canvas~音楽と季節をめぐろう~」
- タカラトミー「お気に入りのおもちゃ」
- 東海旅客鉄道(JR東海)「あなたと新幹線の思い出」
- ハウス食品グループ本社「おいしい笑顔写真」
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)「ああ、来てよかった。~私の東北旅」
- ベネッセコーポレーション「みんないい子だよ」
会場限定イベント
トークショー&ワークショップ
写真をテーマにした写真家 / 著名人によるトークショー&ワークショップ。参加には当日会場での申し込みが必要になる。登壇者は、AKIPINさん(写真家)、浅田政志さん(写真家)、喜多規子さん(写真家)、平井理央さん(フリーアナウンサー、東京会場のみ)ほか。セルフ撮影 / プリント体験
ミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」でのセルフ撮影体験会。撮影した画像はハーフサイズプリントを行い、データと一緒にもらえる。プリントサービスやフォトフレームを試せるコーナーも用意する。
- 製品体験
instax“チェキ”のインスタントカメラやスマホプリンタ、ミラーレスデジタルカメラの最新モデルを試せるコーナー。今年公開したWebメタバース「House of Photography in Metaverse」も体験できる。
プロジェクターによる没入空間体験
空間演出用プロジェクター「FP-Z8000」による幻想的な空間を体験できるコーナー。壁に映し出された花火や金魚のモチーフの絵に触れると絵が動き出すなど、臨場感ある空間を演出する。ユーサフ・カーシュ「Fifteen Portraits」(東京会場限定)
富士フイルムグループ創立90周年を記念して、今年4~5月に開催した「フジフイルム・フォトコレクションII -世界の20世紀写真『人を撮る』-」展から、ポートレートの巨匠ユーサフ・カーシュ(1908‐2002)の作品を東京会場限定で特別展示する。おもいでケータイ再起動(運営、受付:KDDI)
電源が入らなくなった携帯電話を専用機器で充電/再起動し、端末に保存されていた写真をプリントするコーナー。参加にはKDDI専用ページからの事前予約が必要。オンライン展示サイト
9月17日~12月25日の期間、「“PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展2024」公式サイト内にオンライン展示サイトを設置。応募作品を公開する。展示サイトでは、作品カテゴリやキーワードなどから作品を検索できる。