7月13日、14日の2日間に、『Pokémon GO(ポケモンGO)』のリアルイベント「Pokémon GO Fest 2024:グローバル」が開催されました。基本的には5月30日から6月2日に開催された「Pokémon GO Fest 2024:仙台」を踏襲しており、チケットを購入した人は世界中のどこでもプレイすることが可能です。今回も、ライターの岡安が参加したので、編集の安川に報告します。
チケットがなくてもけっこう遊べたグローバルイベント
岡安:「Pokémon GO Fest:グローバル」をプレイしてきました。今年は先行開催のリアルイベントに参加できなかったので、内容的には初めてのものでしたね。
安川:お疲れ様です。仙台でイベント参加した人は、基本的におさらい的な内容なんでしょうか。
岡安:そうです。なので、今回は特別なポケモンの獲得だけでなく、スペシャルリサーチもしっかりとやってきました。
安川:2日間ありましたが、内容は同じですか?
岡安:いえ、1日目は幻のポケモン「マーシャドー」に出会うためのもので「影のナゾ」というリサーチです。毎年、幻のポケモンは「GO Fest」で解禁されるんです。
2日目はチケットがいるスペシャルリサーチ「夕暮れの冒険」とチケットがなくても参加できるスペシャルリサーチ「夜明けの冒険」の2つがありました。「夕暮れの冒険」は伝説のポケモン「ネクロズマ」に関するもので、「夜明けの冒険」は「コスモッグ」が入手できるものです。
2日間の10~18時に「ネクロズマ」がジムに出現しているんですが、「夕暮れの冒険」は、「ネクロズマ」と合体する「ソルガレオ」か「ルナアーラ」のどちらかを選ぶ感じになっていました。
安川:最近のポケモンは合体するんですか。でも、どちらも期間内にクリアしなくてはならないわけではないんですよね。
岡安:はい、タスク的に期間内にプレイしたほうがクリアしやすいんですけど、期限があるわけではないので、あとからじっくりクリアすることもできます。
安川:どちらかしか参加できない人もいますしね。で、クリアできたんですか?
岡安:1日目のスペシャルリサーチの「影のナゾ」と2日目のチケットがなくても参加できるスペシャルリサーチ「夜明けの冒険」はクリアしました。2日目の有料スペシャルリサーチ「夕暮れの冒険」はまだ途中です。
「夜明けの冒険」は、途中にレーダーチューニングという選択肢が出て、「エモンガ」と「マケンカニ」と「コアルヒ」ーのどれかを選択することになるんです。選んだポケモンが出やすくなる感じですね。今回は「マケンカニ」を選びました。
「夕暮れの冒険」はまだ終わっていませんが、これも途中で「太陽の使者」と「月の使者」を選ぶようになるんです。「太陽の使者」を選ぶと「ネクロズマ」と合体するのが「ソルガレオ」になって、「月の使者」を選ぶと「ルナアーラ」になります。この選択肢は「ルナアーラ」を選びました。
安川:なるほど、合体相手をどちらかから選ぶわけですね。
岡安:ですね。でも、「夜明けの冒険」では、「ソルガレオ」「ルナアーラ」に進化できる「コスモッグ」を入手できるので、どちらにも合体できるようになりますよ。合体に必要なエナジーを獲得する必要はありますが。
安川:その「ネクロズマ」なんですけど、レイドバトルはチケットがない人でも参加できたんですか?
岡安:はい。チケットがなくてもけっこう遊べる感じでした。チケットを持っている人限定のイベントとしては、先ほど説明したスペシャルリサーチ、時間ごとに設定されるグローバルチャレンジ、おこうで出現する特別なポケモン、あとは限定ボーナスですね。
安川:グローバルチャレンジとは?
岡安:全世界の人と協力してクリアするチャレンジです。クリアするとボーナスが発生します。
安川:おこうで出現する特別なポケモンはやっぱり「アンノーン」ですか。
岡安:そうですね。アンノーンの「A」「D」「G」「H」「I」「N」「T」「Y」、それに時間ごとに「マラカッチ」「サニーゴ」「イワンコ」「バルチャイ」が出ます。
安川:限定ボーナスはなんですか。
岡安:色違いのポケモンの出現率がアップするうえ、1日1回しかできない特別なポケモンの交換が6回までできるようになります。あと、生息地ごとのコレクションチャレンジが用意され、レイドバトルをするごとに、ジムに訪れると最大9枚までレイドパスがもらえました。また、特別な7kmタマゴが出現し、フレンドとレイドバトルをするとダメージが2倍になります。
安川:なるほど、色違いポケモンの出現率アップはイベントの醍醐味ですね。「ネクロズマ」も2日間合わせれば、18回はゲットできる可能性があるわけですね。
岡安:そんな感じです。レイドバトルは「ネクロズマ」以外にも、「アクジキング」「カミツルギ」「テッカグヤ」「デンジュモク」「フェローチェ」「マッシブーン」「ウツロイド」が5つ星レイドに登場します。チケットを持っていれば色違いの出現率が上がるので、こちらを狙う人も多かったようです。
安川:色違いポケモンはけっこうゲットできたんじゃないですか。狙ったものは捕れましたか?
岡安:捕獲数としては、そこそこって感じですかね。あまりたくさんは捕れませんでした。1日目に9匹、2日目に7匹の16匹です。
安川:けっこう撮れたように思えますけど、微妙なんですか?
岡安:最初の1時間半でまったく出現せず、ようやく出現したのが「ミニリュウ」でした。うれしいんですけど、「うーん」って感じでしたね。
安川:内容的にもイマイチでした?
岡安:いえ、そこからはイイ感じでした。次にゲットしたのは「イワンコ」だったんですけど、それが「たそがれのすがた」に進化できるレアなほうで、さらに何匹目かに「月スカーフ」をつけた「ブラッキー」が出現して、イベント限定ポケモンの色違いもゲットできました。
ほかにも「マケンカニ」や「バルチャイ」「アゴジムシ」など、持っていなかった色違いのポケモンが出たのもよかったです。そうそう、「まひる/まよなかのすがた」に進化する「イワンコ」の色違いもゲットできました。願わくは、もう1匹ゲットできれば、すべての進化系で色違いになったんですけど。
安川:ほお、イイ感じですね。それが1日目ですか?
岡安:そうです。2日目は数が少なかったんですが、「月の冠」をつけた「ピカチュウ」と「太陽の冠」をつけた「ピカチュウ」の両方をゲットできました。「ネクロズマ」の色違いも出て、イベント限定の色違いのポケモンはそこそこ獲得できたと思います。まあ、「アンノーン」が1つも出なかったのは残念ですが。そして、「GO Fest」のたびに登場する「テッシード」の色違いは今回もゲットできず。本当に「テッシード」の色違いとは相性が悪いです。
安川:こういのって交換した瞬間に出現するんですよね。
岡安:あるあるですね。まあ、今回は両日ともほかの取材と並行してプレイしなくてはならなかったので、そのわりにはいい結果が残せたかと思います。
安川:それはなにより。まあ、昨年はリアルイベントの大阪が8月4日から6日までで、グローバルが8月26日、27日だったので、猛暑の中プレイすることになりましたが、今年の仙台は早めの6月で、グローバルも7月半ばと、気候の面でもよかったかもしれませんね。
岡安:ですね。まあ、それでも十分暑かったんですけど。もはや日本で8月に屋外イベントをやるのは無理があるので、もう少し早いか、秋以降でもいいですね。グローバルイベントだから日本の事情だけってわけにもいかないですけど、世界各国で猛暑になっていますし。今年は空梅雨で雨が降らなかったのも運がよかったと思います。来年も猛暑の時期は避けていただけるとありがたいです。
安川:熱中症には十分、お気をつけください。
©2024 Niantic, Inc. ©2024 Pokémon. ©2024 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.