LIXILは5月7日、玄関ドアのハンドルに顔認証機能を内蔵した戸建て用玄関ドア「ジエスタ2」の新モデルを発表した。ドアハンドルのボタンを押せば顔認識機能が働いてロックが解除されるので、両手に荷物を持っていたりカギを忘れてもスムーズに入室できる。顔認証とカギの両方がないと解錠できない2段階認証も設定できる。ドアハンドルのカラーはシルバーとブラックの2色。参考価格は569,000円~で、発売は6月3日。

  • 玄関ドアのハンドルに顔認証機能を内蔵した戸建て用玄関ドア「ジエスタ2」

ジエスタ2に搭載された顔認証システムは、ハンドル上部に内蔵した顔認証カメラに顔を向け、ハンドルのボタンを押すだけで簡単に解錠できる。ユーザーがドアを開ける行動のなかで「顔を認証する」行為を自然にストレスなくできるようデザインを工夫している。顔自体がカギになるため、カギの不正利用や複製を防げ、セキュリティ向上につながる。子どもや高齢の家族にカギを持たせたくない場合や、自動施錠機能を使用する際の締め出しも防げる。

  • ドアハンドルの最上部に顔認証用のカメラを、ハンドルには認証用のボタンを搭載する

顔もしくはカギのいずれかで解錠が可能な「シングル認証」に加え、顔とカギの両方が認証されて初めて解錠が可能になる「ダブル認証」(2要素認証)の設定も可能。

  • 顔認証とカギの両方の認証が完了して初めて解錠できる2段階認証も可能

  • ドアハンドルはシルバーとブラックの2色を用意