OpenAIは4月3日(現地時間)、ChatGPTで利用する画像生成AI「DALL-E」に選択編集機能とインスピレーション機能を追加した。選択編集を利用することで細かな調整や変更が容易となり、インスピレーション機能ではより直感的なプロセスで目的のスタイルのプロンプトを得られる。選択編集はWeb版およびモバイルアプリ(iOS、Android)で利用でき、インスピレーション機能はWeb版のみの提供となっている。

一般的な画像編集・加工アプリとは異なり、画像生成ツールのDALL-Eではテキストプロンプトを用いて生成画像を編集する。そのため、例えば、複数ある花の1つの大きさや色を変更したい時など、プロンプトのみで特定の部分を指定して編集することが難しかった。その問題が選択編集によって解決される。

選択編集は、生成した画像をクリックまたはタップして利用を開始する。編集インターフェイスが開くので、右上の[Select]ボタンを押し、ブラシを使って編集したい部分を選択する。ブラシの大きさは調整可能である。

選択後、右側のチャット欄にテキストで編集内容を入力する。下の画像のように観葉植物をバラに変更したり、表情を変更、オブジェクトの削除や追加など、様々な変更が可能である。この編集インターフェイスにおいて、「モノクロ画像にして」というように画像全体を加工することもできる。

ChatGPTでDALL-Eを使用する利点は、ユーザーが入力したテキストプロンプトから、ChatGPTが画像生成に適したプロンプトを生成してDALL-Eに渡す点にある。編集インターフェイスで右上の[i]ボタンをクリックすることで、ChatGPTが生成した画像生成プロンプトを確認できる。

インスピレーション機能は、Web版のプラグインを使ったDALL-Eによる画像生成で利用できる。プロンプト入力ボックスの上に、「Surrealism」「Graffiti」「Artificial lighting」など、様々なスタイルのボタンが並び、ポインターを合わせるとサンプルのサムネイルが表示され、クリックすることでそのスタイルのプロンプトが入力される。スタイルのボタンは、、シャッフル・ボタンを押すと別のスタイルのセットに変わる。また、「Aspect Ratio」ボタン(右端)をクリックして、正方形、横長、縦長を選択できるようになった。

OpenAIはDALL-EのユーザーをChatGPTにリダイレクトするようになり、ChatGPTでDALL-E 3を使用するには有料プランのChatGPT Plus、Team、またはEnterpriseが必要である。