メディア・インテグレーションは、NAMM 2024にて発表されたMNTRA Instruments、GPU Audio、Outer Echoによる3次元空間オーディオ制作リバーブ・プラグイン「Living Sky」の取り扱いをアナウンスした。

  • 3次元空間オーディオ制作リバーブ・プラグイン「Living Sky」

3社のコラボレーションは、MNTRA Instrumentsのバーチャル・インストゥルメント制作の知識とGPU Audioの特徴的なハイエンド・オーディオ・プロセッシング能力、Outer Echoの空間アプリケーションのためのDSPソリューションを融合させたものであるとのこと。リバーブ・プラグインの中には、固定された空間情報を演算するものも多いが「Living Sky」は空間そのものに動きをもたらし、有機的に拡張・変形するダイナミックで表現力豊かなオーディオ処理を実現するという。

「Living Sky」は、新たに開発された独自の「Extended-range Ultrasonic コンボリューション・テクノロジー」を採用し、多種多様なプリセット、オプション、コンテンツ・コレクションが含まる。本製品を使用することで、ゲームやイマーシブ体験に物理的には不可能であったリバーブ効果をもたらす。Stereo、Binaural、5.1、7.1、7.1.2、7.1.4、9.1.6、22.2、最大5次までの処理に対応するAmbisonicsなどのフォーマットでのデコードが行え、あらゆるメディア向けの空間ミックス、コンポジション、音楽を作成できる。

発売時期、価格などは1月31日の時点で不明。