2023年ドスパラ店舗新規オープンのトリを飾る「ドスパラ宇都宮鶴田店(以下、宇都宮鶴田店)」が12月16日にオープンしました。前日の内見会とオープン当日の様子をお伝えします。
宇都宮鶴田店は、店舗面積約440平方メートルと今年オープンした店舗の中では狭いほうですが、通常のパソコンショップの規模からすれば十分な広さ。1,700アイテムと豊富な品ぞろえを誇るお店です。営業時間は、11時30分から20時までと、通常のドスパラ店舗と同じで定休日はナシ。駐車場は共用で35台です。オープニングセール中は隣に臨時駐車場が設定されていました。
住所は栃木県宇都宮市鶴田2-39-46。車の場合は、東北自動車道 鹿沼ICより5.7kmで、宇都宮環状道路の「HondaCars栃木 鶴田店」を目標にするとわかりやすいでしょう。公共交通機関の場合は、JR日光線鶴田駅から2.8km、東武宇都宮駅から3.0kmと歩くのは少々厳しいため、JR宇都宮駅西口より関東自動車バスで「鶴田橋」バス停より徒歩約5分がおススメです。
栃木県には、過去に「ドスパラ宇都宮店」が存在していましたが、2011年3月27日で閉店。当時は宇都宮駅から徒歩7分と駅チカで狭いお店だったそうです。最近のドスパラは、ロードサイドに攻勢をかけており、パソコンとパーツの販売だけだった店舗が、パソコンのみならず、周辺機器や以前にはなかった配信用機材、チェアと幅広く展示し、かつ周辺機器は実際に触って商品内容を確認することができる体験型の店舗になりました。
2023年の11月から12月にオープンしたお店の中では最も狭いものの、440平方メートルは決して狭いわけではなく、店内はゆったりめに通路を確保しています。
今回、店内に入ってちょっと驚いたのが、バーチャルYouTuberグループ「ぶいすぽっ!」からの派遣メンバーが多かったこと。ここまで多くのメンバーがそろうのは、東京ゲームショウ(TGS)やDreamHackといったイベントの出展ブース「GALLERIA BASE」だけのイメージを持っていただけに驚きました。期間限定ですが、ファンにとっては撮影チャンスかもしれません。都内からでも在来線で比較的安価に行くことができます。
宇都宮鶴田店の店長は伊藤晴貴氏。最近のドスパラではアルバイトから店長になる人が少なく、他業種の接客経験を活かした方が多いのですが、伊藤店長はドスパラのアルバイト経験はないものの、高校から正社員入社という異例のキャリアの持ち主。接客は高校生時代にコンビニでのアルバイト経験があるとのことです。現在20歳とのことで、史上最年少のドスパラ店長が誕生しました。普段はFPSを遊んでおり、今ハマっているのは『VALORANT』です。
また、内見会にはチャンネル登録者数170万人を超えるYouTubeの人気ゲーム配信チャンネル「SAWAYAN GAMES」のサワさんが来店。実は「ドスパラ×サワヤン プレゼント企画」を行っていた関係で付き合いがあり、今回はサワさんが周辺機器購入のアドバイスを受けて購入する企画のために来店されたという運びです。
サワさんに店舗の感想を伺ったところ、新店舗らしく「新品の匂い」を感じたそう。レイアウトがわかりやすく、Webカメラも実際に動いているので違いがよく分かったと話していました。
欲しい製品を伺うと、まずはStream Deckとのこと。現在はこの手のツールを使わずに配信しているので、ワンボタンでいろいろな動作ができるのはおもしろそうと感想を述べていました。
また、キーボードの展示も色々あるなか、ロープロファイル製品がよさそうと体験型店舗ならではの感想もあり「キーボードは人によって好みがわかれ、ネットで見たときにイイなと思っていても、実際に触ってみたら思ったものと違うこともあるので、店舗で試せるのは非常によい」と話します。
サワさんは、Nintendo Switchの『マリオカート』が大好きで、パッドを使うことが多く、PCのキーボードとマウスを使うゲームはあまり慣れていないものの、今後は積極的にPCゲームの配信もしていきたいと語っていました。当日の内容は後日アップされるようなので、気になる方はチェックしてみてください。
繰り上げオープンをさらに繰り上げ。最初の人は朝4時からスタンバイ!
さて、オープン当日は、1時間繰り上げて10時30分にオープンするとXでの告知を行っていました……が、その前からかなりの人が行列を作っており、9時50分ごろに到着した段階で、すでに通常駐車場が満車となるほどでした。体感的には津ラッツ店以来の混み加減で、開店時には100名弱の列となっていました。先頭の方はなんと朝4時から待っていたとのことです。このような事情から、繰り上げ開店をさらに繰り上げて10時開店となりました。
前回からスタートした「1万円以上の新品商品(オープニングセール品を除く)2000円引き」のクーポンも、待機者で終了するほどの人気ぶり。また、中古商品にもアツイ視線が送られていたほか、新規店舗では過去に見たことのない「ジャンク品中古パーツ」にも注目が集まっていて、グラフィックカード100/500/1000円商品は午前中に売切れていました(外側から型番がわからないのでかなりのギャンブルアイテムです)。日替わり特売品はCPU、メモリ、HDD、モニターが特に人気でした。