2023年10月19日にシンガポールでOPPOは新製品発表会を開催しました。スマートフォン2機種が発表されましたが、OPPOのイチオシと感じられたのがスタイリッシュなデザインの縦折り式モデル「Find N3 Flip」です。

  • OPPO Find N3 Flip

OPPO Find N3 Flipは本体を閉じると85.5x75.8x16.5mmという手のひらに乗る小さなサイズに折りたためます。本体を開けば166.4x75.8x7.8mmと、普通のスマートフォンと同じ大きさになります。質量は198gと軽量です。外観上の特徴としては閉じた時に情報を表示できる外ディスプレイを搭載しています。この外ディスプレイではアプリも動くので、閉じたままでもある程度の操作を行うことができます。

  • 折りたためる本体に外ディスプレイを搭載

チップセットはハイスペックなメディアテックのDimensity 9200+を搭載、普段使いでストレスを感じることはありません。開いたときのディスプレイサイズは6.8インチ。バッテリーは4,300mAhで44Wの急速充電に対応します。

  • 高スペックなチップセット搭載で動作も快適だ

折りたたみスマートフォンを「特別な製品」と考えている人もいるかもしれません。しかし本体を開いた状態では使い勝手は一般的なスマートフォンと全く変わりません。Find N3 Flipは折りたたみディスプレイのヒンジ部分の折り目もほとんど目立たないのです。そして移動するときなどは本体を折りたためば片手で持っても邪魔にならず、小さめのカバンの中にすっぽりと納めておけます。縦折り式のスマートフォンなら、必要な時だけ大きい画面を使えるので小型の製品が欲しい人にも勧められる製品だと思います。

  • 本体を開けば普通のスマートフォンとなんら変わりなく使える

しかもFind N3 Flipは他社の同じ形状のスマートフォンにはない大きな特徴があります。それはカメラです。OPPOは老舗のカメラメーカー、ハッセルブラッドと提携しており、ハイエンドモデルは同社コラボのカメラを搭載しています。Find N3 Flipのカメラもハッセルブラッド監修のもので、メインの広角カメラは5,000万画素です。さらに超広角カメラは4,800万画素、2倍望遠カメラは3,200万画素。3つのカメラともかなりの高画質なのです。他社の縦折りスマートフォンはカメラ画質が低いものが多いのですが、Find N3 Flipは上位モデルと変わらぬ高画質なカメラを搭載しています。

  • Find N3 Flipはハッセルブラッドの高画質カメラを搭載する

発表会ではカメラを試す時間はあまり取れませんでしたが、スペック通りに十分高画質な写真撮影が可能。ボケの度合いもいい感じで、ハッセルブラッドによる発色のいい写真も撮影できます。カメラに関しての不満は望遠がやや弱い程度ですが、日常的に使う分には十分でしょう。

  • カメラ性能は申し分ない

そして本体を閉じたままでも外画面でアプリを使うことができるのはとても便利。外画面のサイズは3.26インチ、720x382ピクセルの縦長です。解像度は低いものの、縦横の比率は19.8:9で、一般的なスマートフォンとほぼ同等。ちなみにFind N3 Flipのメインディスプレイは2,520x1,080ピクセル、21:9です。

  • 外側のディスプレイはスマホのディスプレイと同じ縦横比だ

この外ディスプレイは普段は時計を表示しておくことができますが、左右にスワイプすることでアプリメニュー画面に切り替え可能です。アプリは基本的には本体にインストールされているものが起動できるようです。他社のスマートフォンは外ディスプレイ用に専用のウィジェットをインストールしているものもありますが、Find N3 Flipは内蔵アプリをそのまま小さい画面で動かせるわけです。

  • 発表会では外画面でアプリが動くことが説明された

最近は縦動画、縦写真が流行っています。Find N3 Flipの外ディスプレイは小さいながらも縦表示なので、閉じたままTikTokや写真を見るのもなかなか楽しいものです。混んでいる電車の中で外画面で動画を見るのも十分アリな使い方ですね。

  • 動画アプリも動くので、閉じたままでもコンテンツを楽しめる

ちょっと面白い機能として動物のキャラクターが動く壁紙も提供されます。本体を開閉したときに時間に応じて自分の選んだキャラクターが動いてくれるのですが、バーチャルペットを飼っているように楽しむことができます。

  • バーチャルペットの壁紙もある

閉じた状態で最も使い勝手が高い機能がカメラでしょう。Find N3 Flipの高画質なカメラを使って自撮りができます。画質が高いので夜間などやや暗い場所でのナイトセルフィーもお手の物です。

さらに本体をL字型に折り曲げて使うフレックスモードなら、三脚いらずで写真撮影を自在に楽しめます。外ディスプレイの表示をONにすることもできるので、撮影される側の人たちが自分の表情を見ながら写真撮影することも可能です。

  • フレックスモードでの写真撮影は使いやすい

本体のカラバリはCream Gold、Misty Pink、Sleek Blackの3色。今回の記事ではCream Goldを使いましたが、背面は大理石のような模様が見えるなど高級感ある仕上げです。Find N3 Flipの日本投入は未定ですが、もし発売されるなら無難なSleek BlackではなくぜひともこのCream Goldを投入してほしいもの。

  • 本体のカラバリは3色だ

今回OPPOが発表したスマートフォンはこのFind N3 Flipと、横に開く形状のFind N3の2モデル。縦型と横型の2つの形状の折りたたみモデルをグローバルに本格展開していきます。折りたたみスマートフォンで業界トップのサムスンも両タイプのモデルを出しており、今後OPPOは強力なライバルになるでしょう。折りたたみスマートフォンはまだニッチな存在ですが、OPPOの参入により2024年はより知られた製品になっていくでしょう。

  • 折りたたみスマホでサムスンの強力なライバルが登場した