メルカリは、「レプリカ」や「メタルカード」などと呼ばれる、人気トレーディングカード「ポケモンカードゲーム」の無許諾商品を、10月3日から出品禁止にすると発表した。ネットでは「他のTCGも」「当然の措置」などと話題となっている。
メルカリでは、ポケモンカードゲームに関する著作物・商標を無許諾で使用したり、使用したと疑われる「レプリカ」や「メタルカード」などと呼ばれるものは、10月3日から一律で出品禁止とする。該当する商品が同日以降に出品されてしまった場合は、事務局が削除するという。また、現在までに該当する商品を出品している人に対して、出品の取り下げを呼びかけている。
なお、ポケモン社から販売されている一部の「メタルカード」については、引き続き出品が可能としている。
今回のメルカリの措置は、ポケモン社が「ポケモンカードゲーム」の偽造品について、9月19日に注意喚起を行ったことを受けてのもの。ポケモン社は「現在、不特定多数のインターネットを介した販売サービスや店舗を通じ、ポケモン社が管理・所有するポケモンカードゲームに関する著作物や商標を無許諾で使用及び利用した品物が、『レプリカ』『メタルカード』などの呼称と共に取引されております」と説明。こうした状況は、「ポケモンカードゲームの商品・サービスの正常な提供を妨げるもの」として、「販売サービスプラットフォームの運営会社様などと連携した販売停止措置と、法的措置の対応・調査・検討」を進めていくとしていた。
ネット上では「カードの転売も禁止しよう」「今更感はありますよね…」「当然の措置だね」「やっとか。激高確パックも消してほしい」「ポケモンのレプリカやメタルカードだけでなく他のTCGも商品削除してほしい」「普通にありがたい。レプリカとか観賞用とか出品されてるだけで邪魔だったから助かる」などの声が寄せられた。