Webメディア運営などを展開する企業・ネクストレベルは、社会人経験者を対象として実施した「いま抱えている仕事の悩み」についてのアンケート調査結果を公開した。その結果によると、「給与が低い」と回答した人がダントツで多いことが判明したという。ネットでは「そりゃそうだろ」「給料上げて」などと話題になっている。

  • 社会人「仕事の悩み」、ダントツで「給与の低さ」だった - ネット「そりゃそうだろ」「給料上げて」

    社会人経験のある男女の「仕事の悩み」は、ダントツで「給与の低さ」

本調査は、同社が運営する転職情報をまとめたWEBメディア「ミライのお仕事」にて、今年8月に実施されたもので、社会人経験がある男女296名に対して、「いま抱えている仕事の悩み」についてアンケートを実施し、そのデータをランキング化している。

結果、「いま抱えている仕事の悩み」として最も多かった回答は、「給与が低い」で全体の37.2%を占めることが明らかとなった。次いで多かった「社内の人間関係(12.8%)」にダブルスコア以上の差をつけ、ダントツの結果だ。また、世代別で悩みのTOP5をみても、20~50代のすべての世代で「給与が低い」が1位という結果になったという。回答者からは「勤続20年だが、年収はほとんど変わっていない」や、「若い頃は景気も良く順調に賃金も上がっていましたが、不景気が続き思うように伸びず」、「給与が低いため、今後、出産して育児をしていくにあたって、この給与では、貯蓄を切り崩していかないといけない」といった意見が寄せられたそう。

  • 「給与の低さ」は全体の4割近く。2位とダブルスコア以上の差をつける (ミライのお仕事調べ)

  • どの世代でみても「給与が低い」が1位 (ミライのお仕事調べ)

続いて「仕事を辞めたいと思ったことは?」と聞いたところ、「仕事を辞めたいと思ったことがある」と回答した人は73.3%だった。そこで、「仕事を辞めたい」と回答した人を対象に、「辞めなかった理由」を質問。一番多かった理由は、「生活ができない」で38.2%となり、回答者からは「待遇や上司に不満は募るが、生活のためには黙々と働くしかないのが辛い」「もう会社で這い上がっていくのは難しいのかなと思います。かといって、転職がうまく行くとも限らず、袋小路に入ってしまったような気分です」「収入をアップしたいが、家庭との両立を考えると働ける時間や場所が限られてしまう」「年齢的に転職が難しいのはわかっていますが…。」などの声が挙げられた。

  • 7割以上が、仕事を辞めたいと思ったことが「ある」 (ミライのお仕事調べ)

  • 辞めたいけど辞められない理由 (ミライのお仕事調べ)

このほか同調査では、「仕事に悩んだ時の解決法」などの結果と、それに対する回答者のコメントも掲載している。興味があればチェックしてほしい。

ネット上では「やり甲斐だけじゃ無理ってこと、皆んなわかってるんだよ」「貧困国ニッポン」「みんなどんどん転職すべき!」「収入と収支のバランスが取れなくなってきた(´;ω;`)」「給料上げてください😊」「インフレで販売価格が上がった分給与上げないと日本終わる」などの声が寄せられた。