バルミューダの新しいキッチン家電が9月14日に発表となるようだ。ティザーサイトが公開されており、そこにはぶ厚いステーキを焼く画像とともに「目の前で焼きあげる究極のステーキ。」の言葉が。今回の新作は「BALMUDA The Toaster Pro」に続く、Proシリーズとなる。

発表に合わせて、X(旧Twitter)とInstagramのバルミューダ公式アカウントでは、新製品が当たるクイズキャンペーンを実施中だ。新製品の名前を当てると、抽選で3名に新製品が当たる(9月14日までは何の製品かわからないが)。

製品名は「BALMUDA The」までは明らかになっており、どんな言葉や単語が入るだろうか。バルミューダのキッチン家電には、以下のようなものがある。

  • BALMUDA The Toaster(オーブントースター)
  • BALMUDA The Pot(電気ケトル)
  • BALMUDA The Range(オーブンレンジ)
  • BALMUDA The Gohan(炊飯器)
  • BALMUDA The Brew(コーヒーマシン)

ステーキを焼くということで直球の「BALMUDA The Steak」なのか、それとも「Grill」や「Griddle」だったりするかもしれない。

余談だが、2023年8月に行われたバルミューダの2023年12月期 第2四半期決算説明会では、寺尾社長が2023年秋に新しいキッチン家電を発表すると明言していた。また、バルミューダもほかの家電メーカーと同様にコロナ禍の巣ごもり需要の恩恵を受けてきた反動を受け、新型コロナウイルス感染症が徐々に沈静化へと向かい始めた時期や、5類感染症へ移行された前後には業績が大きく悪化。

先の決算説明会で寺尾社長は「想像以上に世の中のニーズが『外』(編注:おもに外出や外食、旅行を指す)を向くようになり、我々にとって苦しい時期が続いている」と述べ、業績の改善に向けてコストや販管費の圧縮などを継続しつつ、製品投入のペースを上げることも一手として挙げた。バルミューダにとって逆風の中で発表する今回の新作には、いろいろな意味で期待がかかる。