タイガー魔法瓶は8月31日、新聞紙が1部あれば電気やガスがなくてもごはんが炊ける「魔法のかまどごはん」を発表した。価格はオープンで、公式オンラインストアでの価格は19,800円。発売は10月20日の予定。

関東大震災から100年の節目を迎え、100周年記念モデルとして発売する直火式の炊飯器。社内公募制度により誕生した製品で、電気やガスを使わないのが最大の特徴。新聞紙にして36ページ分を用意すれば、3合のごはんを炊ける。炊飯容量は白米が1合~5合、炊込みが1合から3合。

  • 電気やガスがなくてもごはんが炊ける「魔法のかまどごはん」

炊き方は、かまど下部の2つの穴から新聞紙を入れて火をつけていき、それを繰り返す。これにより「はじめチョロチョロ、なかパッパ」の火加減を再現し、おいしいごはんに仕上がる。清掃も簡単で、すすがついていても洗剤を使うことなく水で濡らしたスポンジで拭くだけで汚れが落とせる。

  • 新聞紙と着火用の器具を用意するだけ

  • 穴から新聞紙を入れ、火を付けていけばよい

収納時は高さが約18cmとコンパクトになるため、防災品と一緒に置いておいても邪魔にならない。内容量は0.9リットル、満水容量は2.7リットル。本体サイズはW25×D25×H23.3mm、重さは3.1kg。